dtk's blog (ver.3)

カテゴリ:法務・法律問題 > 税務・会計

何だか知らないが、ご一緒したジェントルな某氏に催促されたので。
何かが間違っているような気がするのだが…。

それはさておき。

某大手事務所で、消費税増税対応についてのセミナーだった。

税務専門の弁護士さんの解説だったのだけど、そもそも消費税の仕組みからきちんと説明してくれたところがまず良かった。特別措置法の話ももちろん大事なのだが、消費税というものについての理解があやふやな人間にとっては、まず基礎からおさらいしてくれた方がよい。もちろん時間の制約との兼ね合いがあるから、その分特別措置法の濃い目の話とかはできないのだけど、まずは問題意識を持つというところからすれば、焦点の当て方としては良かったのではなかろうか。

いわれてみれば当たり前といいつつ「なるほど」と思ったのは、適用税率の決め方についての考えかた。資産の譲渡などについての課す税金なのだから、その譲渡がいつになるか、が基準になるはずで、契約締結の時点とか支払いの時点とかではない、というのは、この税金が何に対して課税するのか、というところに遡れば(税法も法なんだから、当たり前なんだろうが…)、理解しやすいのだけど、そういう発想にならないとわかりにくいかもしれないとも感じた次第。







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本屋で見つけてその場で買ったのだが、読むのが遅くなった。一言で言うと「企業経営におけるゼニの増やし方」、とまえがきにあるとおり、そのための戦略に焦点を当てつつ、会計とファイナンスの基本(どちらかというとファイナンスがメインという印象)がわかりやすく説かれている本。別に経理とか財務とか経営企画とかにいなくても、法務であっても読んでおいて損のない本だと思う。

どこまで理解しているのかはさておくとして、会計についてもファイナンスについてもある程度は勉強したので、内容についてまったく未知という部分はそれほどなかったけれども、面倒な計算式とが出てくるのを最小限に抑えつつ、図解をうまく使って直感的な理解ができるようにしているところや、身近な企業の実例やゲームをうまく用いて、説明しようとしている内容の重要性を理解しやすくしているところは、プレゼンテーション能力の高さという意味でも素晴らしいと感心した次第。

会計やファイナンスの知識は、一ビジネスマンとしても、法務の業務をするうえでも、一定程度(それがどれくらいなのかは、個別の状況に応じて異なると思うけれど)は押さえておくべきと思うところだが、それを抑えるうえでの最初の一冊としては適切な一冊だと思う。法務の業務という意味では会計についての話は更に補足が必要だという気がするが、その部分についても、今後のbook guideがついているので、そちらが参考になると思う。

一昨日出たもうひとつのセミナーについてのメモ。

税務というと、どうしても僕自身は腰が引けがちになってしまうのだが、争訟(訴訟に限らず異議申し立てや不服審査も含む)への対応ということになると、法務としても関わる余地はあるということを強調されていて、お話をお伺いしたところでは、ご趣旨は頷けるところ。

ネタバレが過ぎない程度で、印象に残ったことのメモ…。







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ビジネス法務の部屋のtoshi先生の3冊目の著書。前2冊も拝読したこともあり(謎)、出た直後に買ったものの、漸く一通り目を通せたので感想をばメモ。

法務系の方々にとっても、会計とか内部統制の分野は、ある意味「ご近所」の分野でもあり、不祥事対応においては共同で動くことも想定されるわけだから、そういう「ご近所」の分野の専門家の方々にとってのモノの見え方、行動の背後にある考え方についての理解を深めるうえでも、例え即効性のご利益はないとしても、読んでおいて損はないと思うし、会社法法務の分野をされている方々にとっては必読なんだろうと思う(僕自身が今はそういう立場ではないので、必ずしも保証しきれないところがあるが)。 

blogでもそうであるように文章が平易だし、専門用語についてもそれなりに解説がついていて、読みやすいはずなのだけど、7章の会計基準の位置づけに関する辺りは正直歯が立たずに、目を通し終わるのに時間がかかる一因になった。ともあれ、僕自身はどちらかといえば、法律よりの立場にいるはずで、そういう立場からすると、ここの部分は、会計側に感じる「?」と思う部分の一部分が解消されたような気にはなった。ホントにどこまで理解できているのか不明だけど…。その部分より後ろの不正会計については、その分、楽しんで(そういう言い方は適切ではないけど)読むことが出来た。
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ネタがないこともあって、与太話半分で…。

商事法務のメルマガに出ていた次の2つを見て思い出したのだが…。

前者は平成9年から延々と続く軽減措置で、20年以上も軽減措置が続いているというのが、何とも…もはや恒久的な減税ではないのかという気がするのだが…。


というよりも、そもそもなぜ印紙税というようなモノがまだあるのか、というところはずっと不満。細かく見ていくと、結構手間だし、徴税する側以外にとって手間隙に見合う何かがあるとは到底思えない。調査対応への手間とか考えると「誰得」感が強い税金と思うのだが…。これを廃止することを公約にしてくれる政治家がいたら、少なくとも一度は支持してみようかと思うのだが…(謎)。企業の余計な手間を減らす形での「成長戦略」があっても良いと思うのだが(牽強付会か?)。


というようなことを思いつつ、twitterでつぶやいたら、珍しくたくさんRTされたので、ちょっと驚いた。そういう認識はそこそこ広く共有されているのかもしれない。#印紙税をなくそう というハッシュタグまであるし。


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