dtk's blog (ver.3)

カテゴリ:法務・法律問題 > 法務その他

以下没ネタってやつですな。#legalACの。せっかくなので、upしておきます…。

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こちらの現職は米系企業の日本法人なので、好むと好まざるとにかかわらず、翻訳作業はついて回ります。日本語から英語、英語から日本語、どちらもです。対象文書も契約書に限らず、社内方針とか、マニュアル、単なるレターとかまで内容によってはチェックの依頼が来ます。

最近長めの和訳のチェックがあったこともあり、英語から日本語にする際に注意している点について、いくつかメモ。あんまり法務っぽくなくてすいません。自分で訳す以外にも、分量が多いと、外注に出して、そのチェックをするとか、内製でもほかの人の翻訳のチェックとかも相応にあるので、その辺のことをしていてメモしたことというところです。

翻訳対象の文書の中身について、ビジネス的な背景も含めてきちんと理解しているとか、文書全体のトーンを統一する(敬体と常体とか)いうのは、別に翻訳に限らず文書としての基本でしょうから、その辺は当然の前提として、細かいところで、ミスを防ぐうえで有用と感じる形式的なチェックポイント、のメモ、というところで、訳文だけ見てもわかるチェックポイントが主になっているような感じです。

で、前置きが長くなったので、本題は「続き」へ… 続きを読む

いつもにましてエントリすらかけない状況で、何を言っているのか自分でもわかってませんが、BLJのブックガイドと並ぶ(?)年末の恒例企画、アドベントカレンダーの季節であります。

法務系 Advent Calendar 2016

昨年のものは
という感じです。

LTはLTで得るところの多いイベントではありますが、カレンダー企画もこれはこれで、得るところのあるイベントだと思いますので、こちらをご覧の皆様、特に、普段見ているばかりの法務な方々におかれては、多数に紛れて、多少あれでもきっとなんとかなりますので(自分のエントリがアレだったときの布石?)、ふるってご参加くださいまし。面子が固定化して、洗練していくのを見るのも一興ですが、新しい顔ぶれが新しい何かをもたらしてくれることも、同様に期待したいと勝手に思っているところです。

で、自分は何をしようか、とこれから考えます。

ではまた。 

何だかわからんエントリですいません(いつもだ>自分)

煽り、ではないですが、shibaken先生が仕掛け人になって(?)LTの動きが…。   と、@katax氏も言うくらいなので、こちらの読者の法務クラスタの方々におかれては、続報を待っていただき、積極的に参加をお願いできればと思うところであります。

なお、かく言うワタクシについては、諸般の予定がつく限り参戦(?)の予定でおります。

ではでは。会場でお目に書かれるのを楽しみにしております(と言って、こちらがいけなかったらごめんなさい)。 


いつも愉快なblogを書かれている中村真先生が、法律相談の本を書かれたということで、とりあえず買ってみて、雑誌とか目を通すべきものはさておき、読んでみた。

もう若くない企業法務のオジサンにも何か役に立つか、さもなければ、ネタとして面白いのではないか、と思ったので、そのようにしたわけだけど、プロの弁護士の先生方のご意見は別途伺ってみたいと思うものの、素人が読む限り、リスクマネジメントという視点からも率直に書かれていて、迷わないで済むという意味で良い本なのではないかと感じました。
前向きの相談の本はそれはそれで重要なものの、リスク要因になりそうなところにどう向き合うかというのは、なかなかむずかしそう、かつ、そういうことが書かれている書籍はなかなかないのではないかと思うので(知らないけど)、その辺を固くならない感じで書かれている本書は、新人の弁護士さんにとっても、貴重な一冊になるのではないかと感じる次第です。

先生の絵も、某入門の時とは異なり、内容ときっちり咬み合っていて、それでいて、いつもの面白さも保たれているので、そういう意味(謎)でも良い感じでした。 
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shibaken_law先生ありがとうございます。
BLJのブックガイドと並ぶ(?)冬の風物詩、カレンダー企画がやってまいりました。

法務系 Advent Calendar 2015

今年も某無双先生の、江頭企画も期待されているところで、盛り上がりそうなので、期待。読者各位におかれては、この機会に是非一エントリーされては如何でしょうか?席は限られておりますので、エントリーはお早めに。


 

諸事にかまけて(珍しく海外出張とかも行っていたのです)、すっかりご無沙汰なのですが、たまには、ということで、いくつかの事例を見て思ったことをとりとめなくメモ。例によって前につぶやいたことともかさなるわけで。
  • ベストプラクティスとかの共有とかは、面白いと思うのだけど、何がベストなのか、ベターなのかというところは、個別の状況で異なりうるような気がする。そういう意味では特定の前提条件の上に乗ったベスト、ベターという理解をしておくほうがいいのではないかと思う。
  • そうなると、他人様のしていることについても、その辺の確認なしに真似をすると事態を悪化させるというリスクも有る。
  • それとともに、永続性という観点も必要かもしれない。今足元を確認するのも大事だけと、遠くを見た時に永続できそうか、短期的に出来ても、長期的に維持できないような場合には、簡単に導入して良い話かどうかの検討が必要かもしれない。今いる面子ではできるけど、他の人ではできるかどうかわからない、という段取りの仕方をすると、面子が変わった途端に破綻するリスクを孕むことになるわけで、その辺りも考えたうえで、どうするかを考えないといけないのだろう。
 

10年ぶり…。何もかも懐かしい(違う)。

というわけで、師匠と仰ぐろじゃあさんの、未完のシリーズの再開ですよ。はい。 ある種普遍的なテーマなので、今の若い皆様におかれても、ご一読あれ。

と、ばかり書いても仕方ないのだけど…続きを読む

無責任に話を@kataxさんに振ったら、振られてしまったところを、@overbody_bizlaw先生が拾ってくれたので、今年もこの企画が始まるようです。

法務系 Advent Calendar 2014

というわけで、こちらをご覧の関係者各位におかれましては、積極的にご参加をいただきたく。

かくいうこちらも、今年はまったく、と言っていいほど本が読めていないにも拘らず、私家版book guide企画をやると宣言してしまいました。どうなるんでしょうか(汗)。

明日はどっちだ…
 

先日@ahowotaさんとやり取りしながらつぶやいた内容をまとめなおしてみようかと。@ahowotaさんの勧めに乗ってみたというところであるわけだが…。

こちらに倣って、僕の現職及び過去2社がB2Bのメーカーだったということもあって、メーカー、特にB2Bメーカーの法務について鳥瞰というか概観できないかと考えてみることにした。

例によってこちらの経験による限界があるので、その辺は理解でお読みいただければというところ。B2Bのメーカーといっても扱っているものは千差万別なので、一概にはいえないが、まあ、あんまり情報が出てこないかもしれない(自信なし)かもしれないので、ご参考まで、というところか。 いつぞやのこちらのエントリが参考になったというのであれば、同程度に参考になればいいかなという感じ。製造業の法務というと、その旨を明示していないものの、もっと経験値のある先輩がたもおられるので、何らかの方法でコメント等いただけると幸甚です。
…ホントは全部書いてから上げたいところだが、そうなるといつ出来上がるかわからないので、一旦途中までで上げます。気が向けば続きも。
(11/18一部追記した)

さて、直感的におおざっぱに分けると、大きなくくりとしては次のような感じになるかと思うのであります。
  • 共通 
  • 製造 
  • 開発 
  • 営業 
  • 海外 
  • 管理 
パンデクテン風?に共通する部分はとりあえずくくりだしてみた、が、その内容については、そこから後でも適宜言及ということで。

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雑誌の感想とかばかりでもつまらないので、BLJの記事に触発されてつぶやいたことのまとめということで、メモ。以前書いたかもしれないけどご容赦あれ。

企業において法務的な機能を果たしている部署と、その部署の名前に「法務」と入っていることとは必ずしも一致しない。企業内の部署名の付け方に確たるルールが有るわけでもないからある意味当然かも知れないのだが。

いくつか例を考えてみる。
  • 契約書の審査とかは事業部門内にその種の担当をおいて、そこで対応するということもある。僕が最初にいた会社はそういう感じだった。本社の法務はそういうところから来る法律相談とか訴訟対応とか許認可対応とかやっていた。
  • 株式総会とかの対応の法務は、株式事務とかの関係で総務という話もあるだろうし、開示周りとともにIRに近いところで対応という発想もあるかもしれない(僕が勤務した3社目は後者に近い割り振りだった。僕自身は取引法務担当で別にそっちの担当者がいた)。
  • 知財については、法務に近い場合もあれば、逆に技術開発に近いケースも考えられる。どっちがいいかは会社の方針次第なんだろう。権利化よりであれば技術開発に近いところに組織上置くというのは理解できるところではある。
  • 労務については、人事で完結するケースも多いのではなかろうか。労務問題は結局、過去の経緯とか、他の人とのバランスとかで決まるから、人事以外の人が手を出しにくいのと、人事データのセンシティブさと法務の人間だって従業員であるということも考えると、そういう話になりやすいのかもしれない。
  • 債権回収系については、個人的にはお金の動きを見たり財務諸表になれている経理とかがやることが多いのではないかという気がしたが、今回つぶやくなどする中で、寧ろ営業現場で面倒を見ることが多いのではないかというご指摘も某所からいただいた。取ってきた仕事に責任をもってもらう観点や、相手方についての情報を持っているという面からはそういう発想もありうると思う反面、仕事を取ってきたときのしがらみなどがあるかもしれないから、それが常に良いのか、取引関係を終了させる方向に向かう場合には役者を交代させるという発想もあるのではないかという気がする。また、不良債権化した場合の損金処理とかまで考えると現場の営業マンに全部やってもらうというのは厳しいかもしれない。
  • それ以外にもいわゆる取締法規系の対応については、法的素養以外の技術的な知見が要求される場合には、法務とは関係なく、そういう専門的知見のある人のいる部署が対応するということになることもあるだろう。
そんなこんなを考えると、法務系の仕事をしたいと思う人は、その中身として考えている仕事がその会社のどこの部署で担われているのか、法務という名前の部署が何をしていて、何をしていないのか、ということも考えておく必要があるのではないかと思う。

また何だかよくわからない話ですいませんが、昨今のあれこれを見ていて、ぼんやり思ったので、備忘のためにメモ。抽象度高めですいませんすいません。

特定のメッセージを発信するときに、伝えたい意図と、相手が受け取る内容との間に齟齬が生じることが、時としてありうる。予期せずにそういうことが生じることのないようにするのが法務の仕事という面もあると思う(特に昨今の事例のような、ある種の危機対応時には)。そのためには、自分自身が冷静で、所属の組織を離れた視点で発せられたメッセージがどう受け取られるか、発信時にあると想定される文脈に照らして考えてみる必要があるはずで、その前提としては自分がまず冷静で、そういう見方ができないといけないし、仮にできないのであれば、外部の見立てを求めることも必要になる、ということになろうか。

その辺の見極めが悪いと、発信している内容や問題提起に見るべき内容があったとしても、顧慮されずに、「炎上」して終わるという事態になりかねないわけで、そうならないよう注意が必要だけど、そういうことは学習する機会もそれほどないので、何とも難しいなあ、と思う次第。

…雑駁なメモですいません。 

今週は似たような内容のセミナー2つに出たので、感想とかをメモ。

一つ目は、川井先生セミナー。もう一つは経営法友会のセミナー。どっちも個人情報保護法関連。
(ひとまとめにしてはイカンのかもしれないけど…)

後者のセミナーは、担当された某事務所の先生方は、もともと事業者寄り、利活用推進という立場で、意見を出されたりもしているとのコメント。まあ、企業法務の集まりなので、それで悪いということはないけど、スタンスを明確に最初に説明したのはよかったと思う。ある程度の知識を前提に話が進んでいたので、その辺でついていけない人が出たかもしれないけど、従前の経緯も手際よくまとめておられたし、条文のお土産集の比較対照表(?)も便利そう。大綱の個々の文言については、特に重要そうなところだけに言及しつつ、業務全体を俯瞰して、業務レベルにまで落とし込んだときにどうなりそうかというところまで、無難にまとまっていた。手馴れている感じではありました。
ただ、タイムリーすぎたのか、受講者が多すぎて、空調もいまいちな感じだったし、時間ギリギリにいったら席も後ろの椅子だけの席しかなく、メモも取りにくかった。

逆に、川井先生のほうは、自分が必ずしもこの分野にめちゃめちゃ詳しいわけではない、という立ち位置からの解説というのも、ある意味新鮮でした。受講者の中にはSNSとかでお見かけする諸先生方もおられて、中にはこの分野にも造詣の深そうな方もおられたので、ああいうおっかなそうな(すいません…)先生方がおられるところでされているのも正直すごいと思いました。 例によって、顔なじみの皆様方と懇親会に勝手に出かけたのですが、その際に、そのうちの1人の某先生に訊いてみると、このエリアもフォローしておきたいけど、いちいち原典にあたるのはアレなので信頼できる人のまとめを見たい、というような趣旨のことを言っていたので、何か、納得というところ。
(それにしても某先生のツイッターでのつぶやきが気になるなあ…)

また、解説内容についても、ニュートラルなのが、この分野ではよかったと思いました。「詳しい」ヒトが「中立」なヒトとは限らないっぽいので、川井先生の「中立」さが実はよかったような気がします。わかっている人には退屈だったかもしれないですが、ゼロに近いところから解説していただいたのも個人的には良かったと思います。あまりまじめにフォローできていなかったので。

内容についてのコメントの仕方で、比較すると、川井先生のセミナーでは、大綱の読み方により重点が置かれていたような印象で、ゼロに近いところからきちんと説明をしていただいたし、先生の主観が前に出ているのは、個人事務所の、事務所主催セミナーらしさ、というところも感じられ、興味深かったのでありました。

先に川井先生のセミナーを聞いていたから、経営法友会のセミナーも聞きやすかったので、助かりました。

いずれにしても、双方の先生方、ありがとうございましたm(_ _)m。

某氏の某つぶやきに対するエアリプをつぶやいたことをきっかけに、一部の方々と別のところで色々お話をさせてもらったので、まとめ方々個人的に思うことを箇条書きでメモ。議事録はいろいろあるけど、ざっくりとした個人的な印象ということで…。

たまにはこういうのもいいでしょ(謎)。

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何が何だかわからんのですが…。某先生に倣ったわけではないけど、つぶやいたことと重なることも含めて、いくつかメモのような何かを。業務ネタについては相変わらず書きにくい状況ということもあって、blogがご無沙汰になっているので、何を書いたものやら…というところもあるのでご容赦を。
  •  某リンゴ屋さんの音楽サービスについては、個人的には某鉄道会社さんの一連の騒ぎよりも、音楽の好みとかについては、行動履歴よりもプライバシーデータを把握されたくない分野なので、気になるのだがその辺については、世の中的にはあまり心配されていないのだろうか。この辺りは完全に好みの問題だと思うけど、あの問題であそこまで騒いだのは何だったのかと思わないでもない。火をつける人間がいるかいないかの差なのだろうか。真偽の程はさておき、仮にそうだとすると、そういう人間に見つからないのが一番効率的なリスク回避になるのかもしれないが*1
  • 上記の件についてつぶやいたら、ある方から撤退リスクについてのご指摘をいただいた。確かにそのとおり。自分が米系企業の日本法人にいるから余計にそう思うのかもしれないが、費用対効果が疑問視されるようになったら、かの会社は利用規約とかに関係なく、何らかの理屈をつけてきっと撤退するだろうと思うので(おそらくその余地は利用規約上も残っているだろうけど)、かのサービスを利用する際にはそこのリスクは考えておくべきなのだろうという気がする。サービスとして便利なので、多くの方が利用するであろうとは思うのだけど…。
  • 某制度改正についての議論。むやみに複雑になると、ユーザーが付いて行けなくなる。結局ユーザーの能力というかリテラシーがボトルネックになるのであれば、そこはきちんと押さえないと、結局ザルになるというかなんというか。ユーザーが使いこなせない制度にしてはイカンわけで、一般の方々がその制度のユーザーになるのであれば、その目線で制度改正をしないとイカンはずなのだが。

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なんだよそれ(苦笑)。twitterでもつぶやいたことと重なるが、備忘のためにメモ。旧聞に属する話も混じっているがご容赦あれ。特定の事案を見て思ったことのメモだが、当該事案に限った話ではないと思うので、敢えて抽象度を上げていることを付言しておく。まあ、お前ごときが偉そうなことを言うなと言わるのかもしれないが、メモせずにおいておくのも業腹なので、メモくらいはしておこうかと。
  • 大学の法学部の最初に存在と当為の峻別ということを習ったのを最近思い出した。特定分野に適用される現行法の下で、ある特定の行為がどのように評価されうるのか、という問題と、当該法令が物事の進展に応じてどういう規制であるべきか、というのとは、一応峻別されるはずということになろうか。もちろん、両者は全く没交渉なわけではないが、だからといって、両者を混同させていいという話でもない。
  • 議論を公開の場で、というのは一見フェアに見えるのだが、その場が両者にとって中立とは限らないので、注意が必要そう。あと、議論を公開のところでするのは、しがらみが多い側に取ってはマイナスに作用する面が多そうな気がするから、乗らない方が安全という議論はありうるのだろう。
  • 個別の案件に対する行動の当否を考える際に、当該案件しか見えていない人と、それを超えた、他の案件への影響を見ている人とでは、仮に議論をしたとしても咬み合わなくても仕方がないのかもしれない。
  • 言葉を交わすことで埋まる溝もあるけど、存在する溝を常に埋められるという保証はないような気がする。特に時間とかの制約がある中では。その場合に非言語的な 手段で問題に対して何らかの対策を講じることを考えることも必要かつ重要なのだろう。法務ということからすれば、言葉で他人を説得することがメインでないと行けないのだろうが、それが常に貫徹できるとも限らないから、それ以外の手も考えられないと行けないように思う。


はっしーさん
伊藤先生のご紹介を見て、買って読んでみたもの。幅広くトピックを拾い上げ、それぞれについて、簡潔にポイントがまとまっていて、IT系以外の会社の法務にもあったほうがよさげな一冊。こちらの業務においても有用そうな感じ。SNSでの誹謗中傷とか漏洩とか、クラウドの利用とかそういう話は、非IT系の会社でも対応が必要になることがあるわけで、普段こういう分野について縁がなくても、何かあったときに、とりあえずまず紐解く一冊として、手元においておけば、便利でよいのではなかろうか。その裏返しとして個別の話についての解説は、抑え目だけど、書いてあることよりも突っ込んだことを調べたいときに参考になるような情報への橋渡しについても、目配りが十分されているので、調べもののとっかかりに使うという目的でも有用そう。この種の話題についてはググっても何らかの情報は出てくるだろうけど、IT系企業のインハウスやその分野で活躍されている弁護士さん、研究者さんという錚々たる面々が執筆しており、内容も正確で、いつの時点でupdateされているのかも明確という点で、こういう本の形で手元においておいたほうが簡便だろう。既に1度updateされているので、今後もこまめなupdateを期待したいところ。

コネタついでにもうひとつ。法務の業務上で情報を探す際に、ネット情報にのみ依存するのは、時に危険なこともあると思うのだけど、それを避けるために個人的に気をつけていることをいくつかメモ。難しいことはしていないはず。
  • 誰が書いた情報か確認する。書いた人がどこまで理解しているのかを知る手段として属性は重要。属性だけで判断するのは十分でないこともあるけど。
  • ドメインも確認する。go.jp ドメインだと、一応役所が自分の名前で出している文書ということになり、それなりに調べたうえで書いているものであろうということは推定可能と思われる。これも推定なので、100%ではないところに注意。
  • いつ書かれたものか確認する。当たり前ながら、特定時点の情報に基づいて書かれたものはそこから後のupdateがされていないので、留意が必要。ファイル上記載がなくてもpdfならばプロパティを見ると見当がつくことはある。
  • pdfのプロパティは忘れずに確認する(@tnihei先生の教えによる)。作成者や作成時点についての情報が含まれることもある。
  • 可能な限り独立した複数のソースから確認することを心がける。常に出来ることではないけど。

先ほど帰宅しました。関係者の皆様におかれましては、お世話になりましたm(_ _)m。いつもながら、かもしれないが、こんなグダグダなblogも、格調高くも意識高くもなく、取っ付きやすいのか、愛読していただいている方がおられて、びっくりした。

まあ、読むばかりでもなく、ちょっとでもいいので、無理のない範囲で発信してみるというのも、如何かと思うしだいです。ちょうどおあつらえ向きにkataxさん(相変わらず名刺くらい持って来ようよ、いくら顔覚えなくても)がAdvent Calenderとかやるので、デビュー戦にいいのではないかと思ったりしますし。

そんなこんなで、おやすみなさい。 続きを読む

こらこら、そこのkataxさん、勝手にこちらのことをネタにしないように(苦笑)。

いつも愉快な(謎)katax氏が今年はきちんと思い出したAdvent Calendar企画、やるらしい。

ちなみにお題は「企業法務をスムーズ・効率的に進めるためのTips」らしい。何か書くべきことがあるかどうか…あまり思いつかないが、考えてみよう。メモしておいて、どこか空いたところでエントリをあげることにしようかな。
(追記:とりあえず12/2に入れてみた。)


てなわけで、参加者募集中。読者の方々におかれてはたまには一口のってみませんか??



 

何だかよくわからないですが、まあ怪しげなメモですよ。はい。言いたくてもストレートに言えない事情があったりなかったりするので…。
  • 交渉なんて「あちらを立てればこちらが立たず」みたいな面もあって、特定のリスクがクローズアップされて、そこに対する手当てをしたは良いものの、その手当てそれ自体が別のリスクを招来することもあるわけで、そちらのリスクのほうが大きかったりしたら目も当てられない。ある種の比較検討を十分にしたうえで、決めないといけないし、その前提として比較すべきものをきちんと比較検討することが重要になるはず。
  • 交渉相手について様子が見えないこともあり、最初は「試用期間」で契約期間を短めにして、良ければ、というアプローチは、相手についてこちらが「試用」しているつもりでも、相手もこちらを「試用」しているという面がある。よって、こちらから見た相手がどうか、というだけを考えると、相手から見たこちらについての配慮が抜けてしまい、こちらが「本採用」と思っても相手がそう思わずに、結果として関係が「試用」限りで終わるリスクもあるような気がする。だからといってそのアプローチを避けるべきというわけではなくて、そのリスクを踏まえたうえで、どう対応していくか、が問題なだけなのだけれど。

右肩の痛みが継続中ということもあり(言い訳)、ぼーっとした思いつきのメモですいません。某所での某氏の発言を見て思ったことなどを…。

企業内でサラリーマンとして働いていると、自分が何屋というか、何をして、給料をもらっているんだろうか?ということが気になることがあるのではないだろうか。自分の「専門性」とか「強み」(この表現は好きではないが、わかり易いので使っておく)、とかはどこにあるのかという辺りにもつながってくる話だろう。

僕の場合、一応「法務」ということで、部署名もそういうところにいるし、このエリアで転職とかが出来ているとしても、実態としてやっていることは、通訳とか翻訳とかそういうことの占める割合が一定以上あるので、そう思う。外資だと、親会社という「ガイジン」の集団があるから、その割合も通常の日本企業よりは増えるような気がする。

通訳とか翻訳が悪いというのではなく、むしろ、それはそれで別の「専門性」があるような気がするところで、それを自分がやっていていいのだろうか、という面と、それをすることで、それ以外にあると思われる自分の「専門性」を伸ばす機会を逸している結果になるのではないかという気がするのと、両方あるような気がしている。量的または時間面で対応しきれず、予算が取れる場合には、その辺は外注するわけだし…。

もちろん、「社内事情」「業界事情」「製品事情」「専門知識(法務でいうと法律知識というやつだ)」がないと質の面で問題が生じるときに、「中の人」のほうが「外の人」よりもその種の知識に優れている場合には、「中の人」がやったほうがよいという結論になりうることも理解する。ただ、それが常にあるわけでもない。 

そんなこんなを考えると、頼まれたからといって何でもやっていると、やりたいこと、やるべきこと、が出来なくなる危険性があって、それは、えり好みをしていると何もできないという危険と裏腹なのだろうが、その辺についてどうしたものかと悩むのであった…。例によって結論はない。せいぜいこの種の危険は常に認識しておく必要があるという程度か。

日付をバックデートで失礼。某宴会で遅くなったもので…。

某宴会はいろいろと興味深い会話がなされて、個人的には有意義な(関係者の皆さん、ありがとうございました。m(_ _)m)ものであったが、ひとつだけ差しさわりのなさそうな点をメモ。

企業の中での法務の立ち位置というのは、少なくとも自分の中でははっきりさせておく必要があるのかなと。つまり、事業部門のなか、または事業部門よりで、基本的には取引を進める法務と、そういうところから一歩引いて、全社ベースで、みて何がベストなのかをきちんと見極めたうえで、物を言う法務と、無理に二つに分けるとそういう方向性があって、どちらに近いところに自分がいるのか、はたまた、その両者を自分の中で調整していく場合には、どういうミックスをするのか、という辺りは注意が必要ということになろうか。

行け行けどんどんで済めばそれはそれでよいのだけど、どこかで足をすくわれては困るし、足元ばかり見て先に進めないとか、進むスピードが遅くなって、不必要に周囲の足を引っ張るのも困る。所詮程度問題も知れないが、そのあたりの舵取りのさじ加減が重要ということだろう。この辺りは、何をどこまで勘案して決めるかというところに依拠する割合が高いように思われるので、外部よりも「中の人」の優位性が発揮しやすいのではなかろうか。 

例によって思い付きですいません。差しさわりがないように抽象度を上げないとかけないこともあるということで(謎)。

DDを踏まえてM&Aの意思決定をする場合などがわかり易い例だと思うけど、特定の行動を取る際には、それをどこまで意識しているかは別にして、何らかの制約条件があって、それを前提に意思決定しているはず。制約要因は、時間や費用、つぎ込めるマンパワーとかだったり、相手とのビジネス上の関係だったり、まあ、いろいろ考えられる。

その辺について無視して、目の前にある事象だけ捕まえてあれこれ言うのは、アンフェアであるばかりか、制約条件下で悩んで意思決定をした人に対して、その悩みを顧慮していない姿勢を示すという意味で礼を失しているという見方もできなくはない。

その種の物言いをされて、愉快でない思いをすることはある意味仕方がない面がある一方で、自分がそういうことをしないよう、相手のすることの表層だけを見て、制約要因を無視していないか、気をつけないといけない、と自戒する今日この頃。

先日の表題の最高裁決定について。内容については、見解はいろいろ分かれているが、ネットで見た中で興味深い読み方・感想を書かれていたものを備忘のためにメモ。

(おそらくオーソドックスな弁護士さんの読み方であろうという意味で、川井先生のところのエントリをメモ)
  • 嫡出/非嫡出@知財渉外にて。嫡出でないお子さんをめぐる手続き的なところが、個人的には興味深い。
  • 町村先生のコメント@matimulog. コメントの最後の部分が、「なるほど」というところ。
  • 相続税法の観点からのコメント@W175 N57。公認会計士兼LSの学生様のコメント。税法についての話は正直よくわからなかったが…orz。
ついでに、事前に出ていた現役判事の方のコメント@東大ローレビュー。

 

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以前書いたエントリの裏返しというかなんと言うか…。 相変わらずのよくわからないメモですいません。

契約交渉に限らず、交渉ごと(対外、対内問わず)をどう進めていくうえでは、相手方の置かれている制約条件を意識するのと同様に、何が相手方のモチベーションになるのか、受け入れの要因になるかは重要ではないかと思ったりする。そのうえで、こちらから提案するものが、そういうモチベーション、要因に照らして、受け入れるメリットを感じられる案ではないのであれば、交渉をまとめるのは難しいものにならざるを得ない、と思う。

加えて、こちらの案を受け取った相手の担当者が自社内を説明、説得することができるような内容になっているか、ということも考えないといけないのかなとも思ったりする。件の担当者が稟議書を起案して、それが内部承認されるようなものでなければ、結果的にスタックするだけになることを覚悟する必要があるように思う。

もちろん相手の状況についての想定には限界があるが、想定をしてみることも重要なのではないかと思う。

きわめて当たり前のことだと思いつつも、当たり前のことが常にできているとは限らないということもあり、備忘の意味でメモしておく。
 

相変わらず謎のエントリが続く今日この頃。諸般の事情で書籍の紹介とかもままならないのと、一方で仕事ネタは使いにくいとなると、感じたり考えたりしていることを無理やり?気まずくない程度に抽象化して引っ張り出してみるしか手がないというところ。

それはさておき。ビジネスのサポートをするのが、社内での法務(法務に限らないけど)の立ち位置ということもあるのだけど、サポートするからには、サポートすることが会社(勤務先)のためにならないといけないと思う。とはいえ、ホントにそうなっているのだろうかと思うことがないではない。

契約書にあれこれ親切に説明しても、右から左に聞き流されて、結局わからないと丸投げというのを繰り返す営業マンもゼロではない。「専門性」がある話はわからないから、ということで、投げられて…というのがあると、ホントにアドバイスをするべきなのか、ということがあやふやに思えてくることがある。過保護がマイナスに作用しているようにも見えることがあるわけだ。

ある程度自分で考えて、それでもわからないことは法務に質問するというのが、営業マンのあるべき姿だろうと思うし、それは、営業さんの効率の面からも正当化されるのではないかと思うのだが、その辺のさじ加減については、ベストアンサーみたいなものはなさそうなので、どうしたものかといつも考える。万能の答えがある話しではないのだろうと思うのだが…。

何だよそれ(苦笑)。

僕だけかもしれないけど、契約交渉とかで不愉快な思いをした相手の会社の製品とかサービスって、どうしても個人としては避けるようになってしまう。

仕事は仕事でやるべきことは、出来る範囲でやるのだけれど、それと個人としての感情は別なので、まあ、そういうことを思うこともある、と。

一個人として、避けられるときは避けるという程度で、業務のときや、個人使用のときでも他の選択肢がないときはやむなく、利用することになるので、有意なインパクトが生じるわけではないのだけど、せめてもの意趣返しというところ。

器の小ささが露呈する話ではあるが、まあそういうこともあるということをなんとなくメモしておく。

いつものごとくぼんやりと思うことをメモ(こればっかですいません)。具体的なことが書けない以上、こういう格好にしかならないということで…。

時宜を得た、というのが適切な表現なのかもしれないが、何か問題に気づいたからといって、直ちに対策に移るのが良いとは限らないこともある。自分には見えている問題点が、周囲には理解されにくいとか、問題は問題だけど、対策を講じるために必要な情報がそろうにはまだ時間がかかるとか、そういう事情のあるときは、しばらく時間をおいてから問題提起したほうが、費用対効果を含めて考えると最適ということもあり得る。

そういうアプローチを取るときのリスクには、当然のことながら、待っている間に問題提起をすべきベストタイミングを逃すということが含まれるので、なかなか取りにくいのだが、周囲と問題認識についてすり合わせができなければそういう結果になることもありえない話ではない。

悩ましいというしかないのだが、リソースという意味でも、権限という意味でも、自分ひとりでできることに限りがある以上はやむを得ないというところか。

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