ビールと昼寝の旅souvenir the movie

December 08, 2018

英語&ネットで学ぶ,をやってみる

*このエントリーは#legalACの一環として投稿しております。

毎年恒例の#legalAC企画が続いてメデタイ限りではあるけれど,修習というやつに行っていたこともあり,こちらはそもそも参加資格にも疑義があるくらいだし,何か実務的なことについて書くに適したネタも思いつかないし,仮に思いついても書くべきかどうか躊躇うところ。

ノリで名乗りを挙げては見たものの,どうしようかというところ…だったので,今での流れとは無関係で恐縮ですが,英語関係のエントリで責めを果たしたく…。






修習では英語を使う機会はなく,せいぜい刑事裁判の実習の中で令状修習の中で外国人被疑者の勾留質問で,通訳及び被疑者の方が英語で喋っているのを聞く程度だった。*1 そういう状況に対して,一応(汗)USの資格者ということにはなる以上,修習後がどうなるとしても,何らかのリハビリをしないといけない,と思ったのが和光での集合修習に入ってからのこと。で,年末のこの企画が脳裏をよぎったので,ネタ探しも兼ねて(オイコラ),前に書いた英語で法律に関する事柄につき,ネットの大学の講義で勉強するやつを自分でやってみることにした。*2

ネタ探しと英語のリハビリという目的であったので,内容については,特に拘りはなく,強いて言えば挫折せずに比較的短時間に終われそうなもの,ということで,edX, couseraのlawのカテゴリーに入れられているもののうち,次のものを選んでみた*3 


Coursera経由でU of Londonの提供のコース。学部レベルの講義で,イギリスのコモンローの基本と原理について,さわり,を解説するという感じの講義だった。あまり明示的に語られていなかったが,外国人向けにコモンローについての基本の概観をするという意図の下に作られていた模様(一番最後のビデオでの講師の言葉からすればそういう印象)。

ビデオがあるものの,ビデオは単に講師を写しているだけということも多く,音声だけでも良かったんでは?と思うことも多かった。また,ロケをしている部分は,ノイズを拾っていて聞き取りにくい部分があった(この辺は講義によって異なるようで,僕の受講した講義だけの問題と思われる)。
音声については,英語の試験ではないので,トランスクリプトが一応ある。一応,というのは,どうやら機械的に作成されたものらしく,文章の区切り方とかがおかしいように思われるところが多々あったように思った。いずれにしても,聞き取りに自信がなくても対応は可能。

各回に簡単な?択一式のクイズと,最後に総まとめの択一式のクイズがあり,それぞれ80%以上のスコアを挙げると合格で,全部合格すると修了?ということになる模様。クイズ自体はパス出来なくても再挑戦は何度でも可能な模様(一定時間内における回数制限はあるが)。
全部修了するとこういう感じの画面になった。無題


















受講自体は無料なるも,追加でお金を出すと,修了証明書なるものが入手できるので,しきりにそれを勧めてくるのはご愛嬌。

で,肝心の内容については,法制史的な部分は正直こちらのイギリス史の知識がうす過ぎて何がなんだか分からず,ほぼスルーしてしまったものの(クイズは適当にマークするのを何回か繰り返して合格までたどり着いた),イギリスの裁判所間の関係とか,EU加盟によって生じたEU法とイギリス法との関係(BRexit前の収録なので,今聞くとやや微妙な感じもあるが…),及び,法解釈論におけるEU法の影響(文理解釈重視が目的論的解釈を行う余地が増えた)という辺りが,僕は知らない話ばかりだったので,興味深かった(どの程度理解出来たかはさておき)。

ともあれ,資格試験の英語でもなく,いきなり実務の英語でもない,中間的なところで,しかも無料で,嫌になったらいつでもやめられるという状況で,英語で何かを気軽に学んでみるのも,英語の上達法の一つとして,あり得る方法ではないかと思うし,そのうえ法務の業務に有用な知識が得られるのであれば,このシリーズの各エントリの読者の方々にとっても有益度は高いと思うので,ご紹介することとした次第。

次は,伊藤先生で乞うご期待。 


*1:といいつつ,通訳の方が,裁判官の言葉の文字通りの訳には含まれないものの,暗黙の前提について補足を入れる訳をされているのを聞いて,無害とはいえ(むしろ誤解をさける意味では有益)そういうことをしても良いのだろうか,と思って,部総括に確認したところ,その辺りは,専門家たる通訳の方の裁量の範囲内,という反応を得た,ということはあった。
*2:僕自身については,NYの資格との関係ではCLEの講義を聞くというのもアリではあるのだが,あまり一般的ではないかもしれないから,ここでは考慮対象から外した(僕自身は,それはそれでやる予定ではあるが…)。
*3:企業法務という意味では,有用そうなHarvardのContract lawの講義とかUPennのIPの講義とかは思いついたが,前者はちょっと見ただけでも明らかに手間がかかりそうだし(それが当然だが…今回の趣旨は合わない),後者はこちらの知識不足で無理な気がしたので今回の考慮からは外した。
*4: なお,気がつくと内容が新しいものに更新されていたので,そちらへのリンクを貼っている。なので,リンク先の内容は僕が履修したものとは内容を異にする可能性がある。



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dtk1970 at 00:00│Comments(0)英語学習関連 

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