書くならば何処に最近の仕入れ(2018年10月末)

October 27, 2018

Business law journal 2018年12月号

不定期のメモで恐縮ですが,既につぶやいたことも混じえつつ,読んだ範囲で感想などをメモ。

  • 最初に読む,無双様のブックレビュー。しばけん先生の本についてのコメントは,なるほど,というところ。脚注機能についての話は,どうやら誤植だったようだけど,個人的にはあり得ると今でも思う。好みとしては,文中【 】書きだけど。M&Aの契約実務の新版についての指摘も興味深い。某試験後に確認したいところ。
  • この号では,なんと言っても,特集でしょう。久しぶりに,こちらの琴線に触れる感じだったので。契約の期間設定は,必要な効力が生じているようにすることと,必要でなくなったときに如何に効力が生じないようにするかとのバランスをよく考えないと,害が生じるので,よく考えるとそう簡単な話ではないはずで,その辺りに着目した編集部は,久しぶりに,やるな,と感じるところ。
    上記の悩ましさは座談会(メンバーの選び方も興味深い)でも出ていて,久しぶりに,おお,と思いながら読めたのでありました。
    契約期間の場合,弊害が予測可能な範囲に収まりやすく,他方で,ビジネス判断次第という部分があるので,利害得失を説明し,必要なツールを用意すれば現場任せというのも有り得る対応。とはいえ,複数の事業部でやっている場合,特定の事業部でルーズな管理をしていることが他の事業部に悪影響が生じる可能性もあるので,全社レベルでの管理・調整が別途必要になる場合もあるかもしれないけど。
    また,座談会以外の記事も,日立の飯田さんのものを始め,それぞれなるほどというところ。
    ただ,最後の岩田合同の記事で一つきになったのが,継続的契約に基づく債権債務関係の時効管理という意味では,会計士監査で求められることが多いはずの,相手先に対する残高確認書の扱いに触れていない点。あれで債務承認になるんではないかと思うから,承認になる・ならないいずれであっても,きちんと触れるべきではないかと感じた次第。まあ,入手金の管理や,監査対応はどちらかというと経理系部署の管轄下にあることが多いので,視野に入れにくかったのかもしれないけど。
  • グローバル企業のための製品リコール対策の連載もメーカー法務経験者としては,期待するところが多い。とりあえずUSの規制については,不勉強で知らないことばかりなので,なるほどと思いつつ拝読。


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dtk1970 at 20:04│Comments(0)雑誌 

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