裁判の原点:社会を動かす法学入門 /大屋雄裕もろもろ変更

February 12, 2018

プレップ労働法 第5版 (プレップシリーズ) /森戸 英幸 (著)

先のエントリに続いて,仕入れた本の感想のメモ。

実務に出るとすぐに直面することが予想されることもあって,労働法と倒産法は修習中に,最低限の手がかりを自分の中に築いて置かないと,という問題意識もあり,知識の更新も兼ねて,2版,3版と読んだこの本を。まあ,この一冊だけでは不足なので,もうちょっと何かをする必要があるけど。

5版を重ねても,(少なくとも)見た目上は,それほど肥大化もせず,読みやすさ,とっつきやすさも変わらないので,広大な労働法の分野に足を踏み入れる際の最初の一冊としては,引き続き有用だろうと思う。細かく仕込まれているネタに笑わされるのも相変わらずだし(もっとも,そろそろ風化しているのではないかと思われるネタもあるので,次の改訂では,そのあたりの更新も必要かもしれない)。

今までは気にならなかったものの,今回始めて疑問に思った点を一点メモしておく(単にこちらの不勉強ゆえのことかもしれないが…)。

労働法分野における,通達とかの重要性,役目とかについても一言言及があってもよかったのではないかという点が気になった。まあ,通達なので,外部的な拘束力はないはずだが,ある意味行政の規制の及ぶ分野で,行政庁による規制行為には及ぶわけだし,解釈例規についても,外部にも事実上その効力が及ぶものであるわけで,しかもそのあたりについても言及があるわけだから,何故そういう話になるのかについても何らかの説明があったほうが良かったのではないかと感じた次第。


dtk1970 at 12:56│Comments(0)書籍 | 労務関係

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裁判の原点:社会を動かす法学入門 /大屋雄裕もろもろ変更