リアクション芸人風のポエムのようなもの,その2(謎)ーその先はどこへ?手続周りのメモー修習関連

December 18, 2017

裁判官! 当職そこが知りたかったのです。 -民事訴訟がはかどる本- /岡口 基一 (著),‎ 中村 真 (著)

ブリーフ裁判官とブロガー弁護士さん(という言い方がいいのかな?)との民事訴訟に関する対談本。ブリーフ裁判官さんが研修所的に受けが良くないようにも見えたので,研修所の本屋で購入可能なのかなと思ったけど,購入自体は問題なくできた。

一修習生の立場では,正直,書かれている内容の妙味みたいなものがどこまでわかったか定かではないものの,ブリーフ裁判官かどうかはともかく,東京高裁の裁判官が率直に民事訴訟の実務について,弁護士さんの質問に答えているというのは,それ自体そうそうあることではないのではないかと思うし,そのことだけからも実務家の先生方にとっては読む価値があるのではないだろうか。企業の法務の担当者としても,訴訟対応を弁護士さんにお願いする時の視点を得る上でも有用だろうと感じた。

個人的に印象に残った点をいくつかメモしておく。
  • ブリーフ判事の和解率の高さとそのコツについての記載。判決についての心証開示の使い方とか,なるほど,と思うところだったし,和解率が高いからこそ,判決を書かなくても良い分,書籍執筆とかに時間が振り向けられるのかもしれない。
  • 原告にとって訴状段階で如何に裁判所の心証をこちらに有利にするか,という点の指摘は,興味深かった。同趣旨のことは修習でも指摘があったけど,確かに,被告側の反論を受けることなく好き放題に裁判所にインプットできる時期なんだから,その時期を如何に有利に使うかが,重要でないはずがない。
  • 控訴の趣旨は,大概間違っているという指摘,とあるべき内容についての説明も興味深かった。


dtk1970 at 00:00│Comments(0)書籍 | 紛争対応

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