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December 02, 2017

逃げてないか,惑わされてないか

本エントリは,法務系 Advent Calendar 2017 #legalAC企画の一環です。

例年とはこちらの置かれている状況が異なるので(企業法務の担当者の立場でなくなっているので),エントリについても,例年のものとは異なる感じのものにしようかと。こちらの現時点での問題意識の一端の発露ということになるのだが。

既報のとおり,僕自身は,いいトシこいて何をしているのか不明な状況となっている。そもそもこういう状況に至ったのは,法務のセクションに身を置きながらも,基本的な日本の法律について体系的な勉強をしたことがないまま,その場その場の弥縫策で日々を凌いできたということに,言い換えれば,法律をきちんと勉強しないまま,「逃げて」きたことに,ケリをつけようと思ったのが,心理的には一番大きい。もちろん,単にそれだけではなく,それ以外の様々な点で,恵まれた状況にあったのも事実なんだけど。

とはいえ,あの試験に合格した程度で,上記の点にケリがついた,と言えるほど簡単ではないというのも,また間違いない。また,僕自身,合格したとはいえ,残念ながら成績は下位で,合格者の人数次第では合格していなかった程度なので,そういう意味でも,何か偉そうなことを言えたものではないとは思うのだが…。敢えて言ってみようかと。うざいオッサンなので(汗。

企業法務では,多くの場合,日々それなりに必要な本等を読むなどすれば,それ相応にその場をやり過ごすことはできなくもない。日々変化し続ける状況に対応することは求められているし,仕事である以上,日々の業務に遺漏なきよう対応して行くことの重要性は,いうまでもない。しかし,それだけでいいのか,という気がしている。

やはり,自分の法務担当者としての背骨になって,自分を支えるに足るだけの法的知識,思考力を鍛えることは重要だと思う。それは,変化していく状況に対応するための力にもなる。もちろん,その勉強が某試験の勉強である必要はないとしても。とはいえ,その中核となるのは,企業法務との関係では,民事系の法律の知識ということになるだろう。刑事系,公法系の知識が不要というわけではないが…。
(企業でも,刑事罰の対象となる行為や,行政法令上の処分を受けることは想定可能なので,これらの知識も必要だが,優先順位としては民事系の知識の方が高いのは争いにくいのではなかろうか)
そういったものなしにでも,日々がそれなりに回ってしまうからこそ,そういう力が養われていないことに対して,危機意識を持つべきなのではないかと思う。日々に流されないように。日々生じる目新しい事象に目を奪われすぎていないか,惑わされていないか,振り返ってみる必要はないか。そう感じるのである。新しいものに対応できないことよりも,法務としての基礎が培われていないことこそに危機感を抱くべきではないのか,という気がするわけです。

なので,自戒も込めて,あえて問う。企業法務の担当者の皆さん,法律の勉強していますか?自分の背骨となるべき法律の学習から「逃げて」いませんか?目の前に生起する新しめのことに,目を奪われていませんが,惑わされていませんか?

…と,某師匠のような(謎),エントリを上げて,次の@PoohSunnyさんにつなぐのでありました。宜しくお願い致します。

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dtk1970 at 00:00│Comments(0)キャリア形成 

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