会社法のうち、特にファイナンスに絡む部分の理解が深まれば、と思い、読んでみた。会社法を通しての法と経済学入門、という趣のある一冊(会計周りの話もあったりして、全部がそうだということではないけど)という印象。 数式とかにアレルギー?のある層を想定しているのか、簡単な例を用いて、極力数学的な要素を出さないようにしている章が大半なので、数式でめまいがして、読めないということはなかった。書かれている内容の基本的な考え方のようなものについて、つかめたような気にはなったが、気になっただけかもしれない。
ただし、最終章の実証分析のところは、それ以前ほどは配慮がないというか、より数学的であるがゆえに、配慮をしても…というところと思われ、正直しんどかった。

読んで興味深かった反面、読んでも、だから何だ、という感じが残ったのも事実。数字で語られるべきところについての理解が深まったというか、アレルギー感が減ったのは事実だけど、それ以上の何かが残ったという感じがしないのが一因かもしれない。

ある種、ローエコとかの入門書的な役割を果たすのに、この先に行くための読書案内はあってもよかったのかもしれない。参考文献は章ごとに書かれているけど、記載内容との関係で挙げられているだけだったし。


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