#メモはしていたがあげ損ねたのでback dateで失礼。気になった記事について手短に。




NBL1054
JonesDayの先生方の記事は、幸か不幸か仲裁に直接関与した経験がないものの、仲裁での暫定的措置の採用の話とか、複数紛争などへの対応が広がりつつある点の紹介は興味深い。

法務が挑む職場のメンタルヘルスの記事は、メンタルヘルスチェックの導入の難しさを感じるとともに、職場の雰囲気づくりとの関係ではどこまで何ができるか、というところ。座談会があったようなので、その記事にも期待してみようかと。


ビジ法9月
カルテル対応の記事は、口頭での情報提供の話が興味深かった。欧州においては、口頭でした報告は会社側にもコピーが渡されないのはdiscoveryにらみの対応なんだろうか。

従業員が逮捕・勾留された場合の対応については、悩ましい部分についての解説が興味深かった。あまり考えたくない話という面もあるが、いつ起こるかわからない問題でもあるので。

コーポレートガバナンス放談は、ますます身もふたもない話になっているが、こういう話を研究者の先生がこういう場で書けるということには一定の意味があるんだろうなと思う。

FCPAに関する会社法・金商法の新視点の記事は、上村先生のコメントに納得。かの国はこの種の法律を集金の道具に使っていると思っているので。

特集その1は、最初の中島先生の、説明の噛み砕き方、「身につまされる」感の出し方、真ん中のユニリーバの北島取締役&ジェネラルカウンセルの記事の役員としての事への処し方の説き方、それから、最後のメーカーの法務の方の役員研修をどう開くべきかについてのコメントが印象的。その他の諸先生方の記事は、それぞれは的確なんだろうけど、それ以上でもそれ以下でもない感じ。必要なんだけどね。

要件事実の連載は、まだどうなるかわかんない感じ。

メンタルヘルスの特集については、活用のしようはいろいろあるんだろうけど、そのための環境が整わない会社の方が多そう。そういうところでこういう法律を入れた結果、形を整えるだけに終わりそうな気配。それと、指摘があった従業員側の制度濫用のリスクをどう考えるかが、難しそうな気がした。

中小企業でも勝てる米国の特許訴訟、はなるほど、という内容で面白いのだが、この内容をこの雑誌に、というのが適当かどうかはやや疑問。


NBL1055

税務の話は、ついてゆけず…。上山先生の記事については、わかるようなわからないような…。OSSに基づく開発の話とかは興味深かった。

研修のレシピについては、有資格者が必要な業務については、記載のものに加えて、従業員に当該資格の取得を奨励する仕組みづくりも必要なのではないかと思ったのだが…。
 
白石先生の連載は、いつもながら、基本的な部分でのゼロベースでの再構築が、すごいと思う。