June 07, 2015
民法大改正で契約実務はこう変わる!/遠藤元一
遠藤先生が書かれたということで、某所で関心がある旨お話したら、なんとご本人から一冊頂戴してしまった。すいませんです。頂いたものはISBNはついていないが今後付けられたうえで、書店などでも購入可能になるとのこと。
追記:この冊子については、次の4か所で入手可能である旨、遠藤先生からご連絡をいただいた。
(1)霞が関にある弁護士会館の地下の書店(弁護士会館ブックセンター)
(2)大阪弁護士会館の書店(弁護士会館ブックセンター)
(3)東京地裁・高裁の裁判所の建物の地下1階の書店(至誠堂)
(4)千駄ヶ谷にある東京税理士会館内にある書店 こちらの状況故にざっと目を通しただけでの感想でしかないけど、頂いたものであるということを割り引いても良い本だと思う。特に今まで債権法改正のフォローを十分にしていなかった僕のような、法務担当者にとっては。
一般向けに噛み砕いてあるのかと思いきや、思ったよりはしっかり書いてあって、それほど敷居は低くなく、法律のまったくの素人が読むのは大変かもしれない。
寧ろ、経験豊富な著者が、一人で全体をまとめて書いていて、統一感はあるし、実務家目線(学者の考える「実務」ではなく)でコメントしてくれているので、法務担当者にとっての使い勝手がいいのではないかと思う。そういう意味で企業法務の方がここから入るというのは十分、ありという気がする。個人的には、興味関心のあるところとそうでないところと、理解にムラがあるので、こういう形の情報を通じて、それほど手間がかからずに、そのムラの是正ができるのはありがたいと感じるところ。