非公開会社の会社法改正対応についてのメモおおすぎ先生の論文を読んでみた

March 15, 2015

最近読んだ雑誌から(2015年3月)

例によって例のごとく。箇条書きで失礼。

 


NBL1044
  • 債権法改正の記事。そういえば、今回の改正が部分改正なので、枝番とが多くなるだろうという予測は初期のころからあったっけ。実際どうなるんだろう。それだけでも、わかりやすい民法へのハードルは相当高いように思われるのだが…。
  • ネット情報削除の記事。なによりまず冒頭の写真の解像度の低さが気になるのは僕だけだろうか。欧州の議論を参考に、googleをサイトの管理者という立てつけで削除申立てを行うというのは、なるほど、というところか。記事は検索削除についての実務的な「相場観」を、森先生と神田先生のお話から垣間見ることができて、有用。
  • 中村角田松本の広告は、シンプルだが、かの事務所なら、これでいいんだろう。これでわからないような客を広範に相手にするような事務所ではないのだろうから。
  • 中村先生の記事は、興味はあるが、信用状取引とかの経験がないので、正直良くわからない。良くわからないのはマイクロソフトの審決の記事もそうなのだけど。 
  • 山野目先生の記事は、謙信公の美談と第三者弁済とのつながりになるほどと思う。口調のカジュアルさがいい。
  • 原先生の連載の、契約書の審査についての解説については、別に弁護士にかぎらず妥当すると思うし、そのとおりとしか言いようがない。自分ができているかどうかはさておき。 

ビジネス法務4月号
  • 4大会計事務所の法律業務への参入の記事は、読んで驚いた。Big4が出資しているわけではなく、ブランド使ってるだけとは…。
  • ガバナンスの特集は直接はあまり関係ないような気がするのでスルー。
  • 弁護士一年目の記事はなんだか微妙な気がした…
  • 売り上げ計上基準の話は、個人的には興味深かった。売り上げ認識の時点と所有権移転の関係については、時に会計の担当者から指摘があるのだけど、いまいち問題を理解できていなかったので。会計の視点と債権保全とかの観点とかの整合性は詰めて考えると、時に悩ましい問題になりそうな予感。 
  • 保証サービスの記事は、保険業該当性について考えたことがなかったので、新鮮な印象。言われて見れば、確かに、量販店の製品の延長保証サービスとか、保険業の可能性ありだから。

NBL1045 
  • 山野目先生の記事は、バチアタリという言葉が個人的にはツボでしたし、かの部分でのご指摘には同意です。
  • 原先生の記事はここで完結ですか。文書作成周りに特化して、弁護士業務の基礎を解説というものでも、「素人」法務部員にもわかりやすくてよかったです。個人的には今回は外国弁護士との協働で、契約書レビューの外国弁護士への質問項目が参考になりそう。
  • 法務研修のレシピについては、冒頭にこっそり(?)ダジャレがあるのに後から気づいた。この種の事件に対する対処療法としては、人事制度の問題も大きいと思うので、そうした面からの対応策の言及がないのにはやや疑問。
  • 白石教授の連載は、かの法律についてかかわった経験がないので、正直ピンとこない感じ。
  • 中村教授の連載についても、経験がない分野でピンとこないが、FOBやFCAが変形してCFRやCIFに近づくという話は、なるほどというところであった。
  • 債権法改正の記事はゆっくりと読むということでここではスルー(あれ?)
  • 営業秘密指針の解説はわかりやすくてよかった。こちらは勤務先の方針は日本法人単体でいじくれないのだが…。幸いなことに今まで不正競争防止法案件に拘わったことがなく、不勉強だったが、営業秘密概念の揺らぎとかは読む分には興味深かった(担当者で振り回されたらそうは思えなさそう)。 


このエントリーをはてなブックマークに追加
dtk1970 at 14:40│Comments(0)雑誌 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
非公開会社の会社法改正対応についてのメモおおすぎ先生の論文を読んでみた