今日はこんな日でした弁護人からみた警察庁と最高検察庁の足利事件検証報告書―足利事件が教えるわが国の刑事司法の課題 /佐藤博史

October 09, 2010

勉強中

何を今さら、と言われそうだけど、下請法勉強中。前の勤務先では、ビジネスを理解するという目的もあってか、若手が一手に対応していたので、何か来たら彼らに振っていたし、最初の勤務先では、何故か紐解く機会がなかった。とはいえ、講習とかをしないとイケない以上は、勉強しないと。

とりあえず、下請取引適正化推進講習会テキストの本文部分は一読し、資料部分も一通り目は通した。細かいところまで考えないと判断を誤りそうなところがあるので、注意が必要、ということを改めて実感(それ故にビジネスを理解する必要があり、研修の意味もあって前職では若手にやらせていたはずだが)する。対象事業所の業務に関係しそうなところは詳しく、それ以外は端折るとかして、解説資料を作るのが来週以降の仕事。その前には、実務について確認すべきところが数カ所あるので、そちらも忘れないようにしないといけない。

上記のテキストは、毎年改訂されていることもあり、よく出来ていると思うのだが、お役所の作った公式見解?なので、それとは別に、企業実務担当者や弁護士さんの書いた本とか読んでみたいと思うのだけど、書店で見た限りは、そういう本があまり見当たらない。あっても、独禁法と一緒で、下請法それ自体の対応の話は詳しくない(独禁法も含めた対応を考えるのは重要なのだが、今回のこちらの重要には適合しない)とか、下請取引一般の話への対応(契約書の書き方とかの話まで含んでいて、それはそれで、必要な読者もいるだろう)についての本で、どうも今ひとつ。そういうものなのだろうか。


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今日はこんな日でした弁護人からみた警察庁と最高検察庁の足利事件検証報告書―足利事件が教えるわが国の刑事司法の課題 /佐藤博史