プラネタリウム@ハワイ、ビショップミュージアムLLMに持って行く本のBook Guide

December 21, 2012

私家版法律実務書大賞2012?

#例によって逃亡中につき、仕込みエントリですいません。

BLJが出るはずですが、出先なので読めません。ブックガイドを楽しみにしているのに、とは思いますが、仕方がないですな。

代わりに、というと怒られますが、ひとつ開き直ってみることにしようと思い立って、11月までの間で読んで、特に印象に残って、かつ、こちらをお読み頂いている奇特な(謎)皆様に改めてお勧めしたいな、と思ったものを再度ご紹介という格好にしてみようかと。僕が読んだもの、という母集団の作られ方で既に偏っていますが、ともあれ、3冊選んでみました。基準は、有用なだけではなく、読んで面白く、個性的であるかどうか、という辺り、でしょうか(それ故に特に印象に残ったわけで)。時節柄、冬休みのお供にもお勧め、かもしれませぬ。

詳細は「追記」にて。


コメントは、エントリにしたときから印象の変わったものもあるけど、エントリにした時のものと重なるものもあって、その辺は同じ人間のしていることなのでご容赦あれ。そうそう、個人的に受けたインパクトの大きさに応じて1位から3位と順番をつけてみた。

まずは個人的な1位はこの本。
英文契約書取扱説明書―国際取引契約入門 / 中村 秀雄 (著)

間違いなく弁護士さんには書けない本だと思う。実際に取引当事者としてリスクを取った経験を踏まえて、少しくらいはやけど覚悟で、というつもりで、海外取引に乗り出そうとする人に向けて、最小限の押さえ方を説明するというのは、書けないと思う。
そういうアプローチなので、法務部があるような会社の人は主たる読者としては想定されていないはずだけど、リスクの見切り方、説明の仕方、という観点から参考にできるところがあるのではないかと思うし、海外取引に関する英文契約書について、独学で学ぼうとする場合に、この本からスタートするというのも、書いてあることが抑え目で、情報の海に溺れなくて済むだろうという意味でお勧めできると思う。


第2位は、労働法系からこの本。
解雇・退職 (シリーズ働く人を守る) /徳住 堅治 (著)

冒頭で、著者自らこの本は「警世の書」であると言い切っている時点で驚きました。まあ、退職勧奨とかを受けた人とかにとっては、特にあたまの辺りの記載はそうだろうなと思うのも事実(法務の人にとっては、当たり前のことしか書いていないような気がしたのもこれまた事実だけど)。会社と対峙する側の先生が高らかに自らの信じるところにしたがってご高説を述べられているのでそれをお伺いしてみるのもいいですし、その辺を抜きにしても、エントリにも書いたように、解雇の争い方の選び方の勘所などについては、企業の法務の人にとっても得るところがあるのではないかと思いました。


第3位は、紛争解決方面からこちら。
企業間紛争解決の鉄則20 /高取芳宏
鉄則という名の経験に基づく思い切った独断が、面白い。そういえば関連するBLJでのセミナーで、実は最初書いたら19個しか思いつかずに、それじゃ売りにくいということで最後の一つ(最後まで気を抜かない)を付け足したと行って居られましたね。


・・・うーん、一度紹介していると難しいし、このエントリは如何にもアレだけど、ともあれ、この3冊は確かに良かったと思うので、機会があれば、何らかの方法でお読みいただけると良いのではないかと思います。


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