二転三転/M&AM&A試験について/メモ

April 20, 2006

企業の「法務部」

今日の午後の2コマで授業は終わりなんですが、今のところ特に感慨もなく(それどころではないという感じの方が強い:試験がありますからね)、それどころか、朝から図書館の「いつものスペース」が取れなくて、どうも気分が乗らないということを口実にしてネットをいつもの如くさまよう始末。こういうときに限ってなるほどというエントリにあうのが味噌というか何というか。


法務の国のろじゃあでのエントリで、詳しくは元のエントリをみていただきたいのですが、コメント欄に次のようにコメントしたように企業の「法務部」というところにも色々ありますし、逆に言えば、同じ機能をしていてもそのセクションにどういう名前がついているかというのは企業によって千差万別のようです。



私のいる会社では、本社法務部でやっているのは法律相談とか係争対応支援(実際の窓口は主に事業部門)や、研修とか全社に関する許認可対応等で、


・契約審査と係争の対応は各事業部門の総務部庶務課とかで対応
(そういうところからの相談に応じるのが本社法務部ですが)
・特許は知財部が別にある。
・総会対応はするけどメインは総務部の株式課
・海外ものは国際法務部が別にある
(僕は本社法務→国際法務部→留学中ですが…)



「企業法務」という言葉で代表されるのは契約審査とか契約交渉とかだとは思うのですが、上記から見ても分かるようにそういうことは「法務部」という名前がつかないところでやっていたりすることもありうるわけです。だから「企業法務」の仕事をしたいと言うだけでは「何をしたいの?」と思ったりしてしまうわけです。


この辺りは、自分の会社の中だけを見ていると分からないことで、他所の会社の人と話をしてみないとよくわからないです。特に転職とかもしないでいると、自分の会社での機能分担・セクションの名前のつけ方が、無意識のうちにも当然になってしまうので。


まあ、こういうことに気がつく機会があっただけでも留学に来る価値は少しはあったと思うのですが…。それ以外にもやはり自分のいる組織から一旦距離を置くというのはそれはそれで自分にとっては意味があるなあとは思うのですが…。


と言っているうちに勉強した方がいいのですが…。




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1. 「所謂、企業法務ですか?」・・・う~ん(^^;)  [ 法務の国のろじゃあ ]   April 21, 2006 14:13
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