BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2014年 8月号 [雑誌]体調についてのメモ(2014/6/29)

June 29, 2014

最近読んだ雑誌から(2014年6月末)

この手の記事ばかりですいません。例のごとく気になった記事についてのメモ。

ビジネス法務8月号

法務パーソンの就職と転職、は、それなりに履歴書を汚してきた身(苦笑)としては、某IT系社員の方(だれだか想像がつきそうだけど)の記事に納得。個人的には、エージェントとのお付き合いというのは、このご時世、よほどの会社にいない限りは、法務系でやっていくなら、必須ではないかという気がする。転職への備えという意味と、自分の市場価値を認識する、という両方の意味で。
あとの方々の記事は、まあ、そんなものなのかな、という感じ。カプコンさん(BLJにも出ていて、よく読むと内容がかぶっているようないないような…)の方の記事は、法務という名前であっても、会社ごとにいろいろ差異があると思っているので、その限りでは違和感あり、か。
この特集は個人的には面白かったけど、この雑誌の読者層にあった特集なんだろうか、という疑問は別途感じた。読者層が見えていないのでよくわからないけど。





グループ管理の記事は、管理される側(しかもUS系の視点で)なので、何ともはや、という感じで、正直身につまされないのだが、これまた某社の子会社の方の記事が、一番しっくりくる。朝令暮改はあまりないけど、現地(日本)の事情についてあまり配慮がない(配慮したくてもできないケースもあれば、そもそも何も考えていないケースもありそうだけど)ということはあるので、何とも身につまされる。一番ぐっときたのは、「親会社からの出向者」の活用というあたりで、こちらに引き直すと「アメリカ親会社からの出向者」というわけだけど、そう思って読むと、頷けるものが多かったような。

債権法改正の実務への影響、の記事は、いつ時点で書いた記事なのか良くわからないので、何だかよくわからないような気がする。約款規制のところは、最新の議論がどうなったのか…部会の議事録は公式にupされたものがないし…。法改正関連の記事の扱い方については、編集部サイドでもっと慎重になった方がいいのではないかという気がした。

独禁法実務の話は、まだ固まっていない部分があるとしても、公取側の出方(特に手続管理官)による部分が大きいのかなという印象が残る。まあ、そもそも縁がないに越したことはない分野なのだが…
 
社内調査の記事は、ちょっと企業の法務担当者には荷が重くないか、という印象なのだが…。検事でもないのに、そう簡単に関係者に口割らせられるか?そういうことに特に慣れているわけでもないのに…という印象。

不利益変更の記事は、なんだかややこしくて、消化不良気味。もとの仕組み自体がややこしすぎるように思うが、まあ、仕方ないのだろう。
  

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dtk1970 at 00:56│Comments(0)雑誌 

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