何だよそれ(謎)。
#このエントリは事前の仕込みです。すいません。

某カレンダー企画での、某先生のエントリを見て思ったことをメモ。まあ、こういう意見もあるということで。

wordで、契約書の条文の番号を機械的に触れるようにするというのは、いいアイデアなんだろうと思うし、有効性を否定する意図は一切ない。ただ、その一方で、こういう試みには一定の限界があるのかなという気がしている。つまり、契約書をめぐっては契約相手とのやり取りが生じるので、相手方が、こちらで行ったアレンジを理解して、そのアレンジを前提にして動いてくれないと、却って、事態をややこしくするのではなかろうか、と懸念するのである。特にMSWordの場合は、正直こちらの想定外の動きをすることがよくあるので、そういう懸念を禁じえない。

以前、某役所との契約で、こちらがwordファイルで送ったドラフトについて、送り返してきたものをみたら、実質的な面での変更はほとんどなかったものの、全文打ち直されていた。直された内容から判断するに、数字の半角・全角の区別とか、句読点の打ち方がお気に召さなかったとか、そういうあたりが原因らしい 。

また、修正履歴の機能も便利なんだけど、使い方がわからなかったからか、ぱっと身に修正履歴機能が使われたかのように見えつつ、実は、フォントを赤にして、下線引いてということをしていただいたのがあって、これも後からそこを元に戻すのが手間だったりしたこともあった。

要するに、その辺のお作法というかプロトコルが、関係者の間で共有されていないと、どうしてもこの種の自動化には限界がある、ということになるのではなかろうか。 まあ、関係者のITリテラシー(というほどのものかどうかはさておき)の一番低いところにあわせないとうまく機能しないというところが結論めいたところ。

ついでに書いておくと、個人的に、wordで簡単にできてほしい機能は、まずは、修正履歴を全部反映して、かつコメントも全部消して、クリーンバージョンを作る機能かもしれない。話がまとまって、締結用のコピーを作るときに面倒がなくてよい。ややもすると、最後に急ぐ羽目になり、そういうときにこういう作業をするのは、個人的にはイライラするので…。