October 03, 2013

割り切ったお付き合い?

いや、その気の迷いで…(苦笑)。

いつもキャッチーなはっしーさんの呟きから。
  このサービスについてちょっと見てみたので、感想とかをメモ。

値段表を見ると、一番安いサービスは、20p以内の契約書をソリシターが見て、内容の単なる要約と問題点の指摘をしたレポートを、72時間以内に返信するというもの。redlineで修正したものをもらう or もっと長い契約書を見てもらうには追加の支払がいるようだ。

そもそもon lineの弁護士事務所とかではなく、契約書の書面を見る以上のサービスはしないし、見る契約書の種類も限定して、何か起きても料金返金以上のサービスはしない(Terms Of Use参照:このTerms Of  Useは平易で読みやすいと思う)。オフィスがバミューダにあって、利用規約の準拠法もLaws of Bermudaとあるのが何とも...

work-life-balanceの観点から、何らかの事情で働き方に制約のある方向けには悪くないビジネスモデルなのではなかろうか。たとえば、お年を召された先生方がスムースにリタイアする過程で取る中間的な働き方のモデルとしてもアリなのではなかろうか。




この種のサービスはおそらく、使う側が、きちんと理解したうえで、割り切って使うのであれば、良いのだろう。文案を送りつけるだけで、ソリシターということ以外(一応UK Newsのランキングで上位10%の学校を出たソリシター有資格者に限っているようだが…)、どういうバックグラウンドかわからない人間が見るというサービスなので、契約書のレビューの質という意味では、限界があるのではなかろうか。その意味で値段もそれほど高くないのだろう。一番高い料金のコースではページ数に関係なく固定額、というのは、責任制限と合わせて考えると、責任に応じた内容・長さの契約書についての依頼しかこないだろうという読みがあるのかもしれない。そういう意味で、使う側に、こういう特質をよく理解したうえで、 割り切ることが重要ではないかと思う。

この種のサービス、日本でもあったら面白いのではなかろうか。 もちろん弁護士法の規制との関係で同じようにはできないだろうが...。

前職での僕が辞めた後の後任者から、こういうものに近いサービスがあればいいのに、という話はあったのを思い出した。彼いわく、(前職の会社が)規模の大きくない部品メーカーでどのみち契約についての交渉力がないのだから、費用をかけてredlineの契約書の修正案を作ってもらっても、有意義とはいいがたい。それならば、むしろ何が書いてあって、どこに気を付けるべきか、だけ教えてもらうほうが費用対効果の面で適切であろう、とのことであった。法務畑ではない方で、法務の面倒を見る羽目になったということもあって、そういう割り切りだったようだが、似たような需要は実は結構あるのではないだろうか。





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