メモ:CLEのセミナー何に動かされているのか

September 03, 2013

最近読んだ雑誌から(2013年9月はじめ)

自転車操業モードで恐縮ですが(謎)。これまた例によって例のごとく。

NBL1008
鳥飼先生の税務コンプライアンスの提言。内容は理解するけど、実現は容易ではないかなと。経理と法務との間の思考様式の溝(山口先生の著書にあるような)もあるので、両者の合同チームを作ったとしても機能しない可能性も多々あるような、というか、機能させるためには超えなければならない何かがいっぱいありそうな気がした。

法令改正についてのお役所の方々の一連の記事。某先生がtwitterで某法令について内容の希薄さに怒っていらしたが、所管官庁の立場で、いちおう(?)民間の一雑誌でしかないNBLに、目新しいことは書きにくいのではなかろうか。むしろネットでの情報がこれだけ普及した中で、あえてこの種の記事を載せ続けることにどこまでの意味があるのかの方が疑問。

大使館の土地への地上権設定の事件については、主権免除とかが実際に日本で主張として出てきたケースを初めてみたので、なるほどなあ、というところ。結局日本法の適用になる確率が高いということで、日本法で統一できた方がよかったのかもしれないけど、かの国の政府内部で受け入れられなかっただろうから、この種のトラブルになるのはある意味避けられなかったのだろう。

某シンポジウム。身もふたもない言い方をすれば、ポジショントークというかそれぞれの立場からのもの言いだけのようにも読めたのだが…。

ドイツの変動金利の話は、債権法改正との関係で、興味深いというか、ふーんという感じ。

再生エネルギー系の記事については、用事も興味もないのでスルーですいません。

 

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dtk1970 at 20:55│Comments(0)雑誌 

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