July 12, 2013

企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職 /藤本 美枝, 松村 卓治, 江藤 真理子, 栗原 誠二 (編著)


出版記念?の編著者のうちのお一方により経営法友会でのセミナーに出た際に会場で割引販売していて、買ったのだが、ようやく目を通したので感想をメモ。件のセミナーは内容は興味深かったのだけど、ここでネタにしていいのかためらうところがあったので、メモしていなかったのだった。

労務系の実務に関する書籍は、いろいろなところから、一通りの内容をカバーする10冊くらいのシリーズで出ている。どうやら商事法務もそれに伍してシリーズ化する気なのか、 「企業のための労働実務ガイド1」と銘打たれている。解雇・退職に関する部分についてその他のシリーズのものも読んだことがあるけれども、それと比較して、特徴的と思ったのは次の3点。文章も読みやすいので、これらの点について重要と思われる方にとっては良い本なのではないかと思う。
  • 個々の問題への対応に際して必要な書式例まで書かれていること。アドバイスだけで具体的な行動が見えにくいというケースには有用なのではなかろうか。
  • 各章ごとに冒頭に「まとめ」があり、まず全体像をつかんで、それから個別具体的な話に入っていく形になっていること。 その部分(紙の色が異なっていて、区別しやすい)だけを読んで大枠だけをさっと理解するという使い方も出来そう。
  • 外資系事務所の先生方の手によるということもあり、渉外要素のある労働契約への対応などについて言及があること。労働契約上で別の合意をしても、日本での裁判管轄が強制される場合があるのは、不勉強で知らなかった。


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dtk1970 at 20:34│Comments(0)書籍 | 労務関係

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