最近のもろもろ前世紀の遺物?

April 03, 2013

最近読んだ雑誌から(2013年4月はじめ)

例によって会社で購読している雑誌を斜め読みしながら読んだときのメモ。BLJの感想(最近、端折っていることが多いが)よりもさらに簡略化で失礼。

NBL996号
森田教授の記事は正直よくわからなかった。不勉強ですいません。
弁護士会照会の記事は、へー、って感じ。これまた不勉強ですいません。対金融機関の話ではあるけれども興味深い。
証券流通市場と民事責任の後篇:イギリス法とアメリカ法の相互作用に関するあたりが個人的には面白かった。
GBL研究所の記事は、前に読んだ判例についての記事で、個人的にはうなづけるところ。債権法改正の中で契約締結過程の話がどう扱われるか、見守りたいところ。

NBL997号
単に中間試案を乗せただけで、概要付を読んでいることもあり、スルー。pdfででているものを印刷しただけで1号出してしまうというのは、すごいというかなんというか…(以下自粛)。


ビジネス法務5月号
川井先生の速報。BLJのアレと比べるのは失礼だし、コンパクトな分有用ということもあると思う。

法務部へようこそ。 年中行事的だけど、こういうのもいいよね、と思う。年に一度自分を顧みるのは悪いことではないと思うので。執筆者の人選もなかなかだと思う(エラそうですいません)。東芝とか大きいところは教育体制も整っていると実感(その分、中が大変なのかもしれないけど)。北島さんの記事は、個人的にお話をさせていた だいたことがあるということもあって、例によって目を通す価値は高いと思ったし、個人的には反省するところが多い。法務担当者の新人時代についてのインタ ビューはなんだかBLJっぽいなと思ったりした。失敗談とか一日のスケジュールとかは面白いかも。後者については、業種ごとの差異とかがあると面白かったかもしれないし、一年のスケジュールとかがあっても面白かったかもしれない。

菊間弁護士の対談は、NHKの話を伺うだけになっている感じなのがやや残念か。

総会周りの記事は、今の勤務先では縁がないのでスルー。ついでに、役員報酬の話も…。

米国刑事手続きの話は、今まで実体法の話ばかりで、手続法についてはあまり取り上げられてなかったと思うので有用度が高いかも。FBIのdrop in interviewがいきなりある可能性とか、Grand jury Subpoenaが検察の証拠集めに使われる可能性とか、興味深い。

糸賀先生は神っぷりがすごい…としか言えない。

法務の小技の違和感の記事は、理解はするし、納得するけど、実践は難しいよな、とため息。

英文契約書の記事と契約書のブラッシュアップの記事は、相変わらず地味だけど、良いと思う。前者における法人格と部署との位置づけの違いとかは日本語の契 約書でも勘違いをしがちなところだと思うし、後者の記事における業務の流れのフローチャートを書いてみるという話も重要だと思うので。




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dtk1970 at 20:29│Comments(0)雑誌 

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