89番目の星座 /SING LIKE TALKING某セミナーにて

March 06, 2013

他人の目を使う

なんだかわかるようでわからない感じではあるが(そういう割りに前に似たようなことを書いたかもしれないのに、それが確認できていないのが困ったところで…)、備忘の意味でメモ。

契約書のレビューにしてもなんにしても、一人でやっていると煮詰まってくることが時としてある。気分転換で解消できることもあれば、そうでないこともある。で、気分転換が功を奏していないときにどうするか、というと、他人の目で見てもらって意見をもらうというのが結構大事な気がしている。

もちろん、相手にも都合もあればスケジュールもあるので、その辺が間に合うのが前提だし、相手が検討対象について自分と同程度に知識があるとは限らないので、その辺のフォローアップも必要になってくる。その辺ができても、協力してくれる人が常にいるとも限らないが、いるときで、条件が整えば、自分ではない視点というのはやはり有用。

最近もどうにも煮詰まって困ったときに、上司の視点で意見をもらって、事態の打開を試みたことがあった。意見をもらう人のバックグラウンドからみて、どういう意見をもらえそうか考えて、そういう視点から意見をほしい、といえば、別に法務の素養がない人でも意見をもらうことだってできるかもしれないし、そういう意見でも自分の煮詰まっている状況を何とかするうえで有用なことだってあると思う。冷静な第三者の意見であることが重要、ということなのだろう。

で、問題は、そういう相手もいないときにどうするか。時間があれば、一晩置いてみるという手があるのだろう。「明日の自分」は「昨日の自分」とは異なるというわけで。疲れているときに、一晩ゆっくり寝て、回復してから見直してみるのも悪くない手だと思う。「明日の自分」は「昨日の自分」とは異なるといっても、程度問題なので、限界はあるのだが…。

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dtk1970 at 23:33│Comments(0)法務その他 

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