January 01, 2019

このblogについて/ご挨拶他(2018年1月1日現在)

ご覧いただきありがとうございます。別のところからこちらに引っ越してきました。長いのが最初にあると邪魔なので、お手数ですが詳細は「続き」にてご覧ください。どうぞ宜しくお願い致します。

コメント等いただく際には「続き」で書いた部分も含め、事前にお目通しいただけると幸甚です。
(2017年に色々動きがあったので,ある程度加筆しました。)

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January 14, 2018

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2018年2月号 [雑誌]

今更ながら,恒例のBLJのブックガイドの感想などを備忘のためにメモ。

安定の座談会についても,他の記事の皆さんにしても,よく読んでるなあ,と実感。こちらが修習関係の本で手一杯に近い状態(その前数年は受験準備で手一杯だった)なので,余計にそう感じる。読みたい本はあれど手が回らないので,羨ましくもある。やらないといけないことが多い割に進まずに焦るばかり…。

個別の筆者の記事についても,個人的には,柴田先生の将来への見立てが,印象に残った。ご指摘の見立てには,そうなんだろうな,と思う。業界史という意味では,弘文堂の数々の基本書で名前の出て来るK川さんのオーラルヒストリーをどこかでやってくれないかと思っているのだが…。


dtk1970 at 10:38|PermalinkComments(0)雑誌 

January 08, 2018

六法について

年が明けて,いよいよ実務修習が始まるわけだけど,修習で使う六法についてメモ。新年最初のエントリがこういうものというのも何だかなあという気がしたが…。

二回試験との関係では,試験時に貸与?される六法が何故かデイリー六法なので,それに慣れておくべしという話を70期の方から聞いた。そこで,平成30年版六法としては,まずデイリーを購入して,導入はそれともともと手元にあった平成29年版判例六法(有斐閣)で乗り切った。もともと司法試験受験準備にはポケット六法と司法試験用六法を併用する(仕事では判例六法)形だったが,デイリー六法は活字組みとかが異なり,違和感がまだ残っているところ。

実務修習の中での講義の予習とかで,保全執行の規則レベルになると,これらでは載っておらず,紙の六法で引けるようにしたかったので,結局判例六法Professionalを買った。模範六法も,初職で毎年支給されていたときに使っていたが,あのビニールの表紙が他の紙に貼り付いて難儀したことがあるので,選択の対象にならない。

二冊組はかさばるのだが,このレベルでないと対応できないので,仕方がない。アプリとかも悪くないのかもしれないが,肝心な時にバッテリーが切れたりする危険が残るので,紙のものが必要と判断した次第(修習所とかでは,電源を取らせてくれないので…まあ,人数がいるところなので仕方がないのだろうが…)。


dtk1970 at 23:29|PermalinkComments(0)修習 

January 01, 2018

このblogについて/ご挨拶他(2017年1月1日現在)->別エントリで改訂しました。

ご覧いただきありがとうございます。別のところからこちらに引っ越してきました。長いのが最初にあると邪魔なので、お手数ですが詳細は「続き」にてご覧ください。どうぞ宜しくお願い致します。

コメント等いただく際には「続き」で書いた部分も含め、事前にお目通しいただけると幸甚です。簡単にいえば、内容無保証、ご利用は自己責任で、記載はすべて個人としてのもの、コメントは承認制、という辺りが重要点と考えています。 (昨年書いたものから微修正をしました→2015.1.1、2016.1.1、及び2017.1.1に微修正:微修正なのでエントリを新しくすることはない)

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December 31, 2017

2017年を振り返って

この種のエントリを書くこと自体,いつ以来?という話だったりするわけだが。

今年最大の出来事は,司法試験合格及び修習生になったこと(セットで考えて良いだろう)なわけで,これに向けてここ数年動いてきて,万事ままならない状態だった次第。その過程でお世話になった方々,ご迷惑をおかけした方々には,改めて心より御礼・お詫び申し上げます。

そんなこんなを脇におけば,ネット上を含め,世上のあれこれを見ても,違和感を感じることも多く,これに対して,異議を唱える*,または,少なくとも自分は与しない旨の意思表示をすることの重要性を感じるところ。やったもの勝ちでドヤ顔されるのに対して,割を食って泣き寝入りするだけではよろしくない。ある意味ロクデモナイとしか言いようがないが,やむを得ないのだろう。

来年に向けての目標は,シンプルで,無事に二回試験を乗り切るのと就職先(!)を見つけること,これに尽きる。後者については,事務所希望ではあるが,トシを考えるとそう簡単でもないのが難しい。いずれについても,焦らず弛まず前を向いて歩いていくしかないというのだけは確かだが。

このblogについても,少なくとも修習生の間は,何らかの形で継続する予定。読者諸兄におかれては,オンライン・オフラインとも,引き続きご贔屓にしていただければ幸甚です。続きを読む

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dtk1970 at 23:30|PermalinkComments(0)雑記・雑感 

導入修習の感想その他

導入の反省と言うか感想のようなものをメモ。

訳がわからんというのが,正直な導入修習の感想。こちらの勉強不足ゆえのことかもしれないが,泳ぎ方も教えずにいきなりプールに落とすという印象。まあ,起案(答案のようなものを書くこと)は採点とかしないから,実害は生じないということなんだろうけど。起案をしたけど,まともに書けずに凹むだけで終わったわけで,さてどうするかというところ。優秀層(既に大手に内定している等)とくらべても出来の悪さが如実に出てたし(汗)。

とりあえず実務修習の最初のクールに向け,この冬休みは,まず「事例で考える」と「ステップアップ事実認定」を一読したうえで,大島本の発展編を読んでいるところ(基礎編は一度読んだ)。

後に続く人?のためにメモをしておくと,まず,5月の試験から修習に入るまでの間に,民法・刑法・両訴訟法については,しっかり復習というか,自分の理解を向上させることが重要と感じた(汗)。実体法については,復習している時間を取りにくいものの,前提になっているのが間違いないから,足らないところは補う時間をとるべき。合格時に真ん中より下だったら,発表後修習開始までの間にテコ入れをしたほうが良いのではないか。知識面では受験時がピークで,後は忘れる一方なのだから。

次に,民事の要件事実と事実認定という面では,新問題研究と大島本2冊と先に挙げた2冊(2冊の内では,まずは「事例で」だけど)をしっかり学んで置くのが良いと思われた。僕は合格発表の頃までに,ある70期修習生の方からのアドバイスで,新問題研究の,言い分だけ見て,事実摘示を書いてみるというのをやったけど,ボロボロだったから,ある程度きちんと書けるようにしておくのは,修習でも有用なうえ,もう一度受験となったときにも有用だと思う。

刑事については,我らが(?)山中先生のところに出ている検察終局処分起案の考え方を読んでおくと良いと思う。手続面では白表紙でも配られる,プラクティス刑事裁判も見ておくと良いと思う。後者については,裁判員裁判についての理解を深めるうえでは,受験でも有用だろう。

白表紙が来るまでは上記のとおりとして,来てからは,事前課題をやるのが第一としても,次のものは,修習開始前までに最低限目を通しておくべきかと感じた(実際そうした:その判断に際しては,こちらの70期の方のエントリを参考にさせていただいた)。
  • 民事裁判:事例で考える事実認定,事実摘示記載例集
  • 検察:検察終局処分起案の考え方
  • 刑事裁判:刑事事実認定ガイド,プラクティス刑事裁判
加えて,民事弁護の手引と刑事弁護の手引は読んでおいたほうがよさそうだったが,そこまで手が回らなかった。未だに読めていないが,民事弁護における立証活動と併せ,修習中に一度目を通しておく予定。






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dtk1970 at 11:32|PermalinkComments(0)修習 

December 30, 2017

企業法務と司法試験ー一個人としての感想

個人ごとの置かれている状況による差異が非常に大きいと思いつつも,企業での法務の経験が,司法試験を受けるうえで,どの程度役に立ったのか,という点についての,現時点での僕の感想ということでメモ。所詮一個人の感想ですからね…(汗)。






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December 25, 2017

手続周りのメモー修習関連

導入修習が終わったわけですが,それはさておき,ここまでのところの修習手続関連について,感想と備忘も兼ねてメモ。
#何回か加筆などしている。
  • 何はともあれ申込のための手続が面倒だった。合格後1週間以内に申込をしないといけない。その割に?申込に必要な書類は多い(最高裁のサイトに,その時期に,指示書類へのリンクが出るのでそれを参照)ので集めるのが大変。僕のようにUSの学校を出た人間は,合格してから集めているとおそらく間に合わない。もちろん追完も可能だが,面倒なので,合格前に手配をしておくほうがいい。僕は仕方がないので発表前に手配をした。合格後に指示を見たら,発行時期について,3ヶ月以内というような要求までは付いていなかったので,一度集めておけば合格時期が遅れても使いまわし可能だった(2018以後変更の可能性もあるので,確認が必要だが…)。
  • 地味に面倒なのが,成年後見登記などをしていないことの証明書。東京だと九段の法務局に行って取ることになる。合格発表翌日だと,その手の人?がいっぱいいる。
  • 健康診断の結果については,所定の用紙に結果記入が必要。「健康診断 即日」とか入れて検索すると対応可能な診断所が出るので,そこに頼めば済む。
  • 健康保険については,関係書類を見る限り,全員,国民健康保険強制のようにも見えたが,聞いたところ,そうとは限らないとのこと。勤務先を退職して修習に行く場合,前職での健康保険の任意継続でも可能とのことだった(なのでそうしている)。
  • いわゆる白表紙はホントにダンボール一箱来た。それと同時に事前課題その他も来た。その中にも提出を要する書類が入っているし,そこで,修習地,クラスなどの通知も来る。
  • PCでメモを取ることが多いが,使用申請が必要。僕はWindows 7端末だったが,SP1が当たってないとダメ,という連絡が来て,当たっている旨上申した(この辺は年ごとに規制が変わっている可能性もあるので,都度確認が必要そう)。
  • NY州弁護士資格との関係では,問い合わせをして,諸々話をしたところ,専念する旨一筆をという話だったので,専念する旨上申したところそれで済んだ。
  • 合格後修習開始までの間に就職活動などで名刺があると便利。予備校の懇親会等で連絡先等の交換に使う。修習生(予定)という肩書で一応作った。プリンターとかで作るのでも良いので,何らかの名刺があると良いと思う。
  • 予備校の採点バイト等を継続する場合,兼業申請をすることになるが,許可申請の可否は導入修習初日に正式に書類が来るけど,急ぎであれば研修所に電話で訊くと教えてくれることもある。
  • 修習生間の連絡にはメーリングリスト(教官も入る)とLINEが併用され,飲み会とかは後者がメイン。LINEのグループも各種乱立?するので,管理が面倒だが,人数が多く,かつ,20代とかが多いとこういう事にならざるをえないのだろう。なので,LINEが使える環境の整備は重要。こちらはiPadにモバイルルーターで対応していたが,ルーターが和光の教室でwifiの電波を取らなかったので,やや不便だった。
  • 修習申込だけではなく,修習全般については,山中弁護士のサイトはとても有益。それにしても一体山中先生は何故このように情報を集めているのだろう。感謝しつつも疑問。
  • 修習全般について,同じく有用そうなのは,次の伊藤たける先生他の次の本。
dtk1970 at 17:12|PermalinkComments(0)修習 

December 18, 2017

裁判官! 当職そこが知りたかったのです。 -民事訴訟がはかどる本- /岡口 基一 (著),‎ 中村 真 (著)

ブリーフ裁判官とブロガー弁護士さん(という言い方がいいのかな?)との民事訴訟に関する対談本。ブリーフ裁判官さんが研修所的に受けが良くないようにも見えたので,研修所の本屋で購入可能なのかなと思ったけど,購入自体は問題なくできた。

一修習生の立場では,正直,書かれている内容の妙味みたいなものがどこまでわかったか定かではないものの,ブリーフ裁判官かどうかはともかく,東京高裁の裁判官が率直に民事訴訟の実務について,弁護士さんの質問に答えているというのは,それ自体そうそうあることではないのではないかと思うし,そのことだけからも実務家の先生方にとっては読む価値があるのではないだろうか。企業の法務の担当者としても,訴訟対応を弁護士さんにお願いする時の視点を得る上でも有用だろうと感じた。

個人的に印象に残った点をいくつかメモしておく。
  • ブリーフ判事の和解率の高さとそのコツについての記載。判決についての心証開示の使い方とか,なるほど,と思うところだったし,和解率が高いからこそ,判決を書かなくても良い分,書籍執筆とかに時間が振り向けられるのかもしれない。
  • 原告にとって訴状段階で如何に裁判所の心証をこちらに有利にするか,という点の指摘は,興味深かった。同趣旨のことは修習でも指摘があったけど,確かに,被告側の反論を受けることなく好き放題に裁判所にインプットできる時期なんだから,その時期を如何に有利に使うかが,重要でないはずがない。
  • 控訴の趣旨は,大概間違っているという指摘,とあるべき内容についての説明も興味深かった。


dtk1970 at 00:00|PermalinkComments(0)書籍 | 紛争対応

December 17, 2017

リアクション芸人風のポエムのようなもの,その2(謎)ーその先はどこへ?

でもって,時間があいたけど,リアクション芸人風の何かの続き。前のエントリでのコメント欄での,はっしーさんと経文緯武先輩とのやり取りにつき,某杉先生がご紹介いただいたこともあって,エントリが多くあって,びっくりしましたが…。

先般のこちらのエントリに対して,ざっくりいうと,じゃあ何をどう勉強するんだよ?というような感じのコメントがマンサバ氏からあり,それに対して,どうお返事をしたものかと。もっともな問いではあるものの,その辺は,個人,個社ごとに状況は異なるから一般化しづらいんではないのかと思うので,なかなか難しい。とはいえ,ちょっと考えたこと(まとまってないけど)を一応メモする。一部は既に呟いたこととも重なるけど。





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dtk1970 at 16:57|PermalinkComments(0)キャリア形成 

December 09, 2017

リアクション芸人風のポエムのようなもの(謎)ーそれって必携?

何だかよくわからんタイトルですいません。

さて,先般のこちらの某エントリについては,思いの外反響があって,やや驚きました。ポエム扱いされたのは,ポエムというのがどういう意味かはさておき,やや心外(どっちかというとアジビラだなとは思っていたのですが…)だったし,途中で表現を穏やか目に変えたところは,逆効果だったところもあって,これまた微妙な感じでしたが…

と,いうようなことを言いたいのではなく,昨今見聞きしたものの中で,リアクションをしておくべきかと思ったものがあったので,エントリにする次第。今回のエントリについては,まあ,ポエム扱いされてもあえて文句は言いませんけどね(謎)。

#up後に文章を少しいじった。続きを読む

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dtk1970 at 12:00|PermalinkComments(10)法務その他 

December 03, 2017

大田黒公園の紅葉

ネットで大田黒公園の紅葉がすごいというのを見て(どこだったか忘れたけど),見に行ったら,確かにきれいで,特に紅の鮮やかさがすごかったので,撮った写真を貼っておく。

DSCF5216続きを読む

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dtk1970 at 19:42|PermalinkComments(0)写真 

新しい債権法を読みとく山野目 章夫

今更ながら,一応簡単に感想をメモ。


メインの改正内容の解説部分は,NBLでの連載が基になっている。途中までは,フォローしていたのだが,試験との関係で,フォローしきれなくなり,挫折したので,まとめて読めたのは,良かった。ところどころ読者に語りかけてくるのが,独特の味わいという感じがして,個人的には嫌いではない。解説内容については,経過措置の言及につき,思いの外多くの箇所で丁寧だったという印象。引き合いに出す例えも秀逸でわかりやすい。うまい喩えを出すのは難しいから。とはいえどこまで理解できたかは心もとない。これはひとえにこちらの民法の勉強不足ゆえのこと(汗)。


プロローグとエピローグのやり取りも,不要かなとも思ったが,読み終わってみると悪くないかも,という気がした。質疑応答のうちの最後の問いは確かに難しい。なんとなく,あの問いは,某元参与等改正の旗振り役への控えめな疑問の提示と言うか,異議申立てだったのではないかという気がした。一体民法をいじくり回してどうしたいのか,という。


中間試案が刺激的過ぎて,反動が来て,相対的には無難な,裏を返せば,控えめな改正で終わったという評価もあり得るし,ある意味政治的な決着で,今回の案になったけど,そこからは,前記の問に対する答えが明確には読み取れない。単に改正したという事実以外に何があるのか,よくわからない,そういう点を著者は問題にしているのかもしれない,こちらの勘ぐり過ぎかもしれないけど。そう感じた。


dtk1970 at 00:39|PermalinkComments(0)書籍 | 債権法改正

December 02, 2017

疑問点のメモー譲渡禁止特約について

一応債権法改正についても勉強していないわけではない,というアリバイ作りではないけど,あれこれ考えた中での疑問点をメモしてみる。
(以下については,その一部につき,某所で発言したところ,諸先輩からいくつかコメントをいただき,その内容も可能な範囲で反映しております。該当の諸先輩の皆様ありがとうございました)


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dtk1970 at 00:00|PermalinkComments(2)債権法改正 

逃げてないか,惑わされてないか

本エントリは,法務系 Advent Calendar 2017 #legalAC企画の一環です。

例年とはこちらの置かれている状況が異なるので(企業法務の担当者の立場でなくなっているので),エントリについても,例年のものとは異なる感じのものにしようかと。こちらの現時点での問題意識の一端の発露ということになるのだが。

既報のとおり,僕自身は,いいトシこいて何をしているのか不明な状況となっている。そもそもこういう状況に至ったのは,法務のセクションに身を置きながらも,基本的な日本の法律について体系的な勉強をしたことがないまま,その場その場の弥縫策で日々を凌いできたということに,言い換えれば,法律をきちんと勉強しないまま,「逃げて」きたことに,ケリをつけようと思ったのが,心理的には一番大きい。もちろん,単にそれだけではなく,それ以外の様々な点で,恵まれた状況にあったのも事実なんだけど。

とはいえ,あの試験に合格した程度で,上記の点にケリがついた,と言えるほど簡単ではないというのも,また間違いない。また,僕自身,合格したとはいえ,残念ながら成績は下位で,合格者の人数次第では合格していなかった程度なので,そういう意味でも,何か偉そうなことを言えたものではないとは思うのだが…。敢えて言ってみようかと。うざいオッサンなので(汗。

企業法務では,多くの場合,日々それなりに必要な本等を読むなどすれば,それ相応にその場をやり過ごすことはできなくもない。日々変化し続ける状況に対応することは求められているし,仕事である以上,日々の業務に遺漏なきよう対応して行くことの重要性は,いうまでもない。しかし,それだけでいいのか,という気がしている。

やはり,自分の法務担当者としての背骨になって,自分を支えるに足るだけの法的知識,思考力を鍛えることは重要だと思う。それは,変化していく状況に対応するための力にもなる。もちろん,その勉強が某試験の勉強である必要はないとしても。とはいえ,その中核となるのは,企業法務との関係では,民事系の法律の知識ということになるだろう。刑事系,公法系の知識が不要というわけではないが…。
(企業でも,刑事罰の対象となる行為や,行政法令上の処分を受けることは想定可能なので,これらの知識も必要だが,優先順位としては民事系の知識の方が高いのは争いにくいのではなかろうか)
そういったものなしにでも,日々がそれなりに回ってしまうからこそ,そういう力が養われていないことに対して,危機意識を持つべきなのではないかと思う。日々に流されないように。日々生じる目新しい事象に目を奪われすぎていないか,惑わされていないか,振り返ってみる必要はないか。そう感じるのである。新しいものに対応できないことよりも,法務としての基礎が培われていないことこそに危機感を抱くべきではないのか,という気がするわけです。

なので,自戒も込めて,あえて問う。企業法務の担当者の皆さん,法律の勉強していますか?自分の背骨となるべき法律の学習から「逃げて」いませんか?目の前に生起する新しめのことに,目を奪われていませんが,惑わされていませんか?

…と,某師匠のような(謎),エントリを上げて,次の@PoohSunnyさんにつなぐのでありました。宜しくお願い致します。

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dtk1970 at 00:00|PermalinkComments(0)キャリア形成 

November 26, 2017

次のステップへー修習生になります

お知らせをひとつ。
#一部追記した(12/2)

こちらでも期間限定で謎なエントリをあげたり,微妙なつぶやきとかをしたのだけど,明日付けで司法修習生というものになる予定です。

要するに司法試験に合格したということ。
また,某米系企業は退職しました。

この両者の結論に至る過程では色々あったのだけど,このブログの匿名性の維持の観点から,記載が難しい面が多いので,詳細は全部略します。ご理解を賜れば幸甚です。
*リアルでお目にかかった方などには一部ご説明をしたことがありますが,ご存知の方は,一応ネット上では伏せておいていただけると助かります。併せてご理解を賜れば幸甚です。

修習後については決まってません(滝汗)。

こちらについては,守秘義務などの関係でかけないことがあるのはさておき,相変わらずの調子になると思うので,引き続きご愛顧のほどをお願い致します。m(_ _)m.


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November 25, 2017

外苑の銀杏(2017)

数年ぶりに外苑の銀杏並木の紅葉?を見に行ったので、そのときに撮った写真を貼っておく。


DSCF5175DSCF5144DSCF5172DSCF5167

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dtk1970 at 20:26|PermalinkComments(0)写真 

November 19, 2017

内と外

呟いたことをまとめてメモしておこうかと。元は某先生のつぶやかれていたことに対するエアリプなんだけど…




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HL-5440Dの印刷不良

自分用のメモ。

自宅で白黒レーザープリンターのHL-5440Dを使っているが、トナーがなくなったので交換したところ、印刷するもの全部につき、左端が黒くなるというトラブルが発生した。幸い、端が多少黒くても実害はない状況だったので放置していたが、それでは困るということになったので、ググってみた。

するとこちらが出て,指示のとおり、「用紙種類」を「普通紙(厚め)」、「拡張機能」の「その他特殊機能」のところで「印刷結果の改善」「トナーの定着を改善」を順次クリックし保存する。そのうえで、テストで3枚ほど印刷してみた。そうしたら、無事に改善した。

印刷頻度が以前よりも減ってはいるが、必要なときには出てくれないと困るから、やれやれというところ。

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November 11, 2017

備忘のためのメモー債権法改正

単なる自分のためのメモですいません。

一つ目は、川井先生のエントリで気づいた、法務省の特設サイト。先生が書かれているように、説明資料は有用そうだし、今後の更新にも期待、ということになろう。

二つ目は、一時期沈黙を保っていたものの、口を開き始めた某たかし君、もとい、内田元参与の改正についての対談。ダイジェスト版があるのも面白い。経緯に関するコメントについては、読むと色々言いたくなる人が多そうな気がする(謎)。

で、結局法文の英語のものはどうなった(しつこい)?




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November 05, 2017

年末恒例カレンダー企画のお知らせ(2017)

今年もあと60日弱となったところで、BLJのブックガイドと並ぶ?恒例企画の話が出てきたので、ご紹介。ここ数年は安定の柴田先生企画でしたが、新風も欲しいなと思い、下の世代の@mortdoreeさんを裏LTのときに突いてみたところ、この連休の勢いで、企画を立ち上げてくれた次第。

法務系 Advent Calendar 2017

ちなみに、
2016年のカレンダーはこちらで、つぶやきのまとめはこちら
2015年のカレンダーはこちらで、つぶやきのまとめはこちら
2014年のカレンダーはこちらで、つぶやきのまとめはこちら
2013年のカレンダーはこちらで、つぶやきのまとめはこちら

ご覧いただければ分かる通り、見ているだけよりも参加する方が面白いので、こちらをご覧の諸兄におかれては、ご都合の許す範囲でご参加いただきたく。特に若手の皆様におかれましては、こういう機会に情報発信の第一歩を踏み出されては如何でしょうか?

(という割に、自分の過去のエントリとかを見ると進歩が感じられずに、微妙な気分ではあるが…)




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October 30, 2017

拡大シンポジウム これからの内部通報システム~ 消費者庁ガイドラインの改正、公益通報者保護法の改正論議を踏まえて ~

主催者の一人の結城先生にお誘いいただき、掲題のシンポジウムにお邪魔したので感想等をメモ。

先般結城先生たちが出されたと内容的にリンクしていて、登壇したのは、著者の先生たちと、同著で実名でインタビューの対象となっていた方々。その意味で事前に同著に目を通しておくことができたのは、特にこの分野について不勉強だった身にとっては、話について行きやすくなって有難かった。

2部構成で、1部は、基調講演が2つ。
最初に、このテーマを追っておられる新聞記者の方から、オリンパスさんの事例(複数)と東電の福島原発での事例についての紹介。前者については、内部通報への報復人事の継続などにより、公益通報者保護法3条3号イの要件を充足している状態にあり、内部告発し放題?という状況にあるという指摘が、後者については、内部でのコミュニケーション不全で、意思決定者に上がるべき情報が上がらず、取り得た対策が取れなかったことで被害が拡大した、という指摘が印象的だった。
個人的には、オリンパスについては、頑な、という言葉が相応しいほどの対応を取っているのか、その辺りを「中の人」は、どのように理解しているのか、何がここまでの事態をもたらしたのか、よくわからないと感じた。この辺は「中の人」の話を聞いてみたいけど…。

二人目の山口先生は、内部告発の前に内部情報で、自浄効果を発揮できるように体制を整えよという観点から、内部通報と内部告発の関係、内部通報制度について、従業員の本音を踏まえた活用促進策、内部通報制度を理解する上での留意点等を、軽快なテンポで説明されていた。
個人的には、内部通報制度の全体像につき、時代の流れの中で把握するという視点や、公益通報者保護法との関係で理解するという視点が、対応の難しさ(通報受付後の調査と個人情報保護法との関係とか、通報と労働者の企業秩序維持義務との関係など…)を痛感させるという意味で印象的だった。

第2部は、講演者等によるパネルディスカッション。冒頭でガイドラインのおさらいを手短にした上で、事前に受領していた質問に基づき、いくつかの論点に絞ってパネリストからコメントするという形。以下、論点ごとに印象に残った点を、ネタバレが過ぎない程度で、メモ
  • 秘密保持の重要性との関係では、外部機関の利用は、秘密保持のみならず、通報が店晒しになるのを防ぐというメリットもある。とはいえ、通報後の調査の過程では、通報者は通報前に周囲に不満を述べるなどしていることも相まって、結局名前が判明してしまうこともあり、生じうるリスクに対しては、通報者に同意を取るしかない。ただ、通報は調査の端緒でしかないと割り切って、同意がなくても調査をするというケースもある。
  • 通報件数を増やす方法、という点は、外部窓口を設けている場合には、窓口の人がどういう人か、理解してもらえると件数が増える。その意味で、窓口の人が研修をするのが有用。他方で、従業員が制度を知り、必要があれば利用するという気になっていれば、件数を気にする意味がないという指摘もあった。
  • グループ企業への内部通報制度については、異なる事業分野での不正行為の重要性を理解するのは難しいので、通常の報告系統で情報があがる方が、適切に対応しやすいので、内部通報制度はその補完と見るべき。また、海外グループ企業との関係では、法制度の差異に加えて、何が「悪い」かの考え方の違いも踏まえて対応をしないといけないので、専門組織に通報窓口を委ねる方がよい。また、その場合でもグローバルな内部統制体制が前提としてないと機能しない。
  • 経営幹部から独立性を有する通報ルートとの関係では、監査役へのルートをどう設計するか、特に既存のルートとの仕分けが重要。監査役へのルートは経営陣の不正に関するものに限定するのがわかりやすい。
  • 経営トップの責務との関係では、トップが自分の口で、情報を出してほしい旨言うのが重要。また、トップにそういう行動を取るよう、外部の力(外部役員、外部評価、マスコミ)を使うのも一つの手。

経験豊富な方々を揃えてのシンポジウムということもあり、時間が足りないと感じるくらい、内容も濃く、参加してよかったと思う。



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これからの内部通報システム /中原 健夫 (著), 結城 大輔 (著), 横瀬 大輝 (著)

著者のお一人の結城先生に頂戴した(*)ので、感想をメモ。 内容としては、帯の記載よりも、アマゾンの内容紹介のほうが分かりやすいと思う。
*先生には、色々とお世話になっているので、そういう意味ではステマかもしれない。
「公益通報者保護法を踏まえた内部通報制度の整備・運用に関する民間事業者向けガイドライン」を詳細に解説。
通報窓口を受託している民間事業者や先進的企業の取組も紹介し、これからの内部通報システムの在り方を提言。
改正ガイドライン自体の解説も、改正経緯から書かれていて、僕のように制度が出来た当初から後の状況のupdateを十分追いかけきれていない人も親切であるうえに、個々の解説も、ガイドライン自体がかなり詳細にわたっているのに、更に補足があって有用ではなかろうか。

また、有識者に聴く、のところでは、このテーマでは第一人者ともいえる山口先生や、このテーマを追っているジャーナリストの方の話が出ていて、その前の章での全体像の解説とは別に個別の論点(法改正を含む)について、最新の状況などについての話が個人的には興味深かった。民間事業者の取り組みとして、通報窓口の受託業者の方や、内部通報制度を導入した企業の話もあるのも同様に興味深かった。

これらを受けて、著者たちの提言があり、改正ガイドラインの下での現状の見直し、内部通報についての社内規定の見直し等が提唱されている。

個人的には、改正ガイドラインでの個々の条文の位置づけ(「必要」「重要」「適当」等)の一覧表と、内部通報制度に関する裁判例の一覧が、特に興味深かった。条文ごとの位置づけを踏まえて、見直しの優先順位付けもしやすくなるし、裁判例がまとめられていると、社内で内部統制制度の導入・拡充を進める際や研修の際の材料として有用だと思う。


dtk1970 at 19:29|PermalinkComments(0)書籍 | 内部統制

October 29, 2017

最近のエアリプ風の何かー"戦略法務"について

マンサバ氏のエントリに対するものと思われる@keibunibu先輩の一連の呟き(こちら以下のもの)について、改めて色々考えたので、備忘の意味でメモ。横からのレスですいません。

経営陣にNoをいう話は、究極的にはそういうことができないといけないだろうとは思うものの、そういう話がおそらく実際にはそうそう生じるものではないと思う。それは企業が野生状態にあるのではなく、一定程度理性的に運営されていることの反映でもあろう。
(個人的な経験では、本気でNoをいうのは、法務よりも税務という気がする。しかもそれは通りやすい。営利企業ということを考えるとむべなるかなというところではあるのだけど)
とはいうものの、蓋然性は低いとしても、確率ゼロではないから、そういうことができないといけないという意識は持っているべきと思う。実際にするという話とは別に。”門番”としての法務担当者の矜持というべきか。そして、矜持というからには、軽々に振りかざすものではないし、ただし、いつでも振るえるような自分であることがあるべきところ、ということではないかと思う。

また、法務としては問題を指摘して、あとは経営陣の賢慮に委ねるというのも、個人的にはそれだけでいいのかという疑問を覚えるところ。実際にそういう体験をしたわけではないので、仮想的というか、理想気体みたいなものかもしれないけど、経営陣も含めて暴走するというケースも一応想定可能である以上、そういう場合にどう対応するかということも考える余地はあると思う。この辺りを考える上では、自分自身のその時点での立ち位置も勘案することが重要ということになろう。
そういうときには、取締役会がダメなら、監査役に、それもダメなら他の手(許認可の絡む話であれば監督当局に、とか)ということも考えるべきなのではないのかと思ったりもする。法務を法律事務所に見立てた場合のクライアントは経営陣ではなく、会社全体のはずなので、そういう発想にたって処理すべきではないかという気がする。もちろん、場合によっては、公益通報者保護法の適用も含めた対応を考えることになろう。

早期から相談するというのは、そもそも事業部案の検討に関与するということになるのではないかと思うところ。修正案ではなく、もっと手前のところから、事業部案を作り込むところから十分関わるというイメージ。リソースの問題として、それが実務的に実現可能かどうかについては疑義が残るとしても。実現するためには、適切な誘引により、内部依頼者の行動をそういう方面に誘導すべきかと。早期に相談しないと…という「北風と太陽」風の対応を事実上取るのも一つの手であろう。



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dtk1970 at 21:30|PermalinkComments(0)法務その他 

October 19, 2017

企業法務のための 民事訴訟の実務解説 / 圓道 至剛 (著)

読もうと思っていたものの、読むのが遅れたものの、一通り拝読したので感想をメモ。

民事訴訟実務の「暗黙知」を明文化して解説するという、前著のコンセプトを踏襲しつつ、企業法務担当者向けに、実務家が知っておくべき民事訴訟の実務の知識と留意点を解説してくれている。540pと分厚いようにも見えるが、1/3は書式例(これも、例外的なものも含めて拾ってくれていて、有用と思う。)であり、文章も読みやすいので、一読するのもそれほど大変ではない。訴訟前から、1審、2審、上告審と、手続きの流れに沿ってなされる個別の説明はわかりやすく、かつ、行き届いている。ただし、冒頭にあるとおり、一定程度の民事訴訟法の知識を前提にしているので、場合によっては、読む側で適宜補う必要が生じることもあるだろう。

こちらも、企業の法務の担当者として、訴訟対応も職掌に入っているものの、実際に訴訟になった場合の手続きについては、それなりの先生にお願いしてきたこともあって、正直、先生方にお任せ(汗)、という感じだったので、こういう形で「暗黙知」の明文化を拝見すると、なるほど、と思うと同時に、今更ながらに自らの不勉強ぶりに焦るばかり。

また、コンセプトとしては、企業法務の担当者向け、ということにはなっているものの、この解説は企業法務を扱われる新人弁護士さん及び企業法務分野を志望される修習生の方にも参考になるというか、こういう方々にとっても、企業法務の担当者にとってと同様に必携の一冊になると思う。


dtk1970 at 23:17|PermalinkComments(0)書籍 | 紛争対応

October 14, 2017

いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本 人気講師が教える AI・機械学習の事業化 (「いちばんやさしい教本」) /二木 康晴 (著), 塩野 誠 (著)

この種の話題についての本も、たくさん出ていて、どこから読めばよいのか、よくわからないので、マンサバ砲の対象となっていたこの本を読んで見ることにした。

とりあえず、制作時点における、この分野についての、法務的な観点も踏まえたスナップショットとしては、秀逸なんだろう、とは感じた。分野ごとに、その分野の技術についての概要、その技術を使ったビジネス戦略、及び法的論点が紹介されている。それぞれについては具体例を提示しつつ、素人にわかるレベルで平易に紹介されているので、読みやすい。

上記の意味で良い本だとは思うが、贅沢を言えば次の点は、不満。
  • 判型が半端で、有り体に言えば本棚で邪魔(だったらkindle版で買えと言われそうだが…)。
  • 法令については該当法令の条項の摘示までしてほしかった。
  • 動きの早い分野なので、今後の動きを見ていく上で、チェックしておくべきサイト等のお薦めがあると嬉しかった。

dtk1970 at 11:02|PermalinkComments(0)書籍 | 法務その他

October 06, 2017

裏LT

うらうらうらうらベッカンコー(

というわけで(どんなだ)、裏LTに出かけてみました。の方の参加者募集の時期にこの時期の予定が読めなかったので、表には出れなかったものの、結局時間が空いたので急遽裏に乱入したのでした。単にうるさいだけでしたが、裏参加者の皆様ありがとうございましたm(_ _)m。裏は裏の面白さがありますね。個人的には、特に、降臨された某大物先生に初めて直にお目にかかることができたのが印象的でした。

「表」の様子についての呟きを眺めつつ、のんびり飲み食いするという感じで、これはこれで良い感じでした。@kataxさんの呟きが要点をまとめてくれていて、追いかけやすかったです。


実況を、というリクエストもあったので、ある程度つぶやいてみましたが、タブレットしかないと、やりにくいです、僕の場合。去年のLTのときはLTをする側でもあったのでPCがあって、実況もしやすかったですが…
(なお、今回のつぶやきは追ってtogetterでまとめられるはず…裏も表も…
 追記:はこちらにまとまっている。kanekoさん、ありがとうございます。)


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dtk1970 at 09:41|PermalinkComments(0)法務その他 

October 05, 2017

民法の基礎から学ぶ 民法改正 / 山本 敬三

雨後の筍という表現がふさわしい債権法改正本の嵐。次から次へと本が出る。色々買っても読み切れない…そんな中、この本には注目していたので、出たところで購入したし、短いので読み終えることもできた。注目した理由は何よりも、岩波が出すというところ。岩波は法律書は多くは手がけないものの、出るものについては、まともなものが多いという印象なので、競争の激しいこのテーマで来るからには、それなりのものが来るだろうと思った次第。それと著者が京大の山本教授という点も注目したところ。今回の改正についての法制審議会の幹事。立案過程も十分踏まえての本になるだろうとも思った次第。

一般向けの講義を元にしており、全体でも200p未満なので、改正の全体的な概観は望むべくもない。しかし、民法入門から初めて(40pちょっとで、財産法の概要、民法の歴史、今回の改正の経緯をまとめているところも要を得て簡潔)、100pちょっとでの今回の改正の特徴の紹介、及び、今後の展望というところまで触れているのは民法学者の面目躍如というところか。また、付録の改正箇所(改正案が出たけど最終案からはおちた箇所)の星取表は、プロ向けにも有用ではなかろうか。

改正の特徴の紹介についても、個々の分野ごとに改正法を紹介するのではなく、改正のされ方(民法の透明化としての改正か、民法の現代化としての改正か)という切り口から紹介しているのも、一般向けであって、網羅性を捨てているのであれば、納得というところか。図表とか例を使っての説明が秀逸でわかりやすいので、改正について内部研修とかをする際のネタ元としても「使える」本になっていると思う。

他方、改正されなかった項目についての記載や一部の改正項目に対する不満というか恨み節については、この期に及んで…という気がしないでもなかったけど、まあ、学者の方々にとってはそうなんだろうな、と…(苦笑)。もっとも企業側からすれば(以下自粛)。

dtk1970 at 19:00|PermalinkComments(0)書籍 | 債権法改正

September 30, 2017

それで「動ける」のか?

またもや怪しげなタイトルですいません。

無双なronnor先生の次のつぶやきを見て思ったことを、既につぶやいたことを基にメモしてみようかと。


契約書の案文を見て、この案文が実務的に「ワークする」というか、その案文で自分たちが「動ける」のか、という視点はものすごく重要。訴訟の文脈での位置づけについては別論があるとしても、当事者間においては、契約書は、まずは行為規範となる以上、自分が当該行為規範たる契約に従って「動く」ことができるかという視点が必要。できもしないことを約束するのは、倫理的にも問題なうえに、リスク管理という意味でも問題があるから。



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dtk1970 at 22:57|PermalinkComments(0)契約法務 

September 23, 2017

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2017年11月号 [雑誌]

たまには、読んだ記事などの感想などをメモしてみる。

NDAの特集は、クロストークが例によってBLJらしいのはさておき、弁護士事務所の先生たちの記事も、個人的には興味深かった。
西村の先生方の記事は、一通りの雛形が整ったところで、もう一歩先?に行くためのポイントが書いてあって参考になった。また、AMTの先生方の記事は、英文契約に限らない話も含まれていたが、これまた参考になるポイントがあった(例えば、最後の「小出し」にしていく方法とか)。さらに、新興国企業相手のNDAの記事は、NDAの必要性についての記載からして、興味深い。外資の日本法人だと、あまりそういう案件にかかわることがないので、純粋に面白く感じるだけだけど(特に、最後の一言は、身も蓋もないけど、でも、そうなんだろうな、と…)。
こうした特集を見ると、儀式でしかないとか揶揄されることもあるNDAについても、相応に考えるべきところはあるということを再認識する。

無双様の連載は、そこを取り上げるか、という分野の話でこれも興味深かった。個人的にはレファレンスに使用する「定番書」の範囲が、最近の本に限定されている点が気になった。現行法以前旧法下での書籍も参照したことがある分野なので…。

ハーレム先生の記事については…些細な点だが、次の2点が気になった。
  • 出向契約というと、こちらの経験する範囲ではsecondment agreementということが多かったように思うけど、どうなんだろう?人間のloanというのは正直ピンと来ないので気になった。
  • プラントの運営責任者に、商社の担当プロジェクト事業部のマネージャーとか、プラントエンジニアリング会社の法務のマネージャーとかを招聘とかってあり得る話なの??
・・・とまあ、こんな感じで。


dtk1970 at 20:23|PermalinkComments(0)雑誌