January 01, 2019

このblogについて/ご挨拶他(2018年1月1日現在)

ご覧いただきありがとうございます。別のところからこちらに引っ越してきました。長いのが最初にあると邪魔なので、お手数ですが詳細は「続き」にてご覧ください。どうぞ宜しくお願い致します。

コメント等いただく際には「続き」で書いた部分も含め、事前にお目通しいただけると幸甚です。
(2017年に色々動きがあったので,ある程度加筆しました。)

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June 16, 2018

修正の有り様について

以前エントリで書いたこととか,つぶやいたことに重なるが,備忘のために現時点での自分の考えのメモ。

PDF(極端なケースでは自社側押印済の状態で回ってくる場合も含む),または,WORDでロックかけた状態で契約書の雛形を送ってくる行為についての議論がタイムライン上等で流れていた。

受領する側の法務担当者としては,どういう状態で来ようが,自社の利益を考えれば,修正を求めるべき内容と判断すれば,まずはそれを求めてみるべき,であり,後は手間の問題というところになるような気がする*1,2

そうなると,双方の手間の極小化が求められるべきところなので,個人的には,次の2択が望ましいのではなかろうかと考える。

  1. 約款の類のように,少なくとも基本的な部分は,共通化を図りたいということであれば,約款部分はpdf*3でもやむなしか。ただし,必要に応じて別の書面で修正をする*4
  2. 上記以外はwordのやり取り。ただし,変更履歴が必ず残るよう,ロックはかける。そうしないと,いちいち全文一言一句チェックしないといけなくなるから。






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dtk1970 at 11:53|PermalinkComments(0)契約法務 

June 10, 2018

試してみたーProgate

たまには目先を変えるというか,いつもと違うことをしてみるのも一興,ということで。
しょぼんぬさんエントリを見て,興味を持ったので,Progateで試しに勉強してみた。

実際のレッスンの様子については,しょぼんぬさんの書かれているとおりで,ゲーム感覚で飽きさせず,インプットをちょっとやったら,実際に手を動かしてみる,というのは,有効な感じがした。正解のスクリプトもあるのだけど,見ようとすると,一旦警告が出て,そこで,見ずにもうちょっと頑張ってみようかという気にもなるのも,よく出来ている印象(僕は,3,4回試してもダメ出しが止まらないときに数回見たけど)。

こちらは,他のことをやりつつ,半日ちょいかけたところ,HTMLとCSS,及び,Pythonの一番下のコースはクリアした。
HTMLとCSSは,最初の勤務先でイントラネット上で部署のwebsiteを作れと言われて(具体的な指示はなく,某部署のものよりマシな見た目のものを,という投げられ方をした),タグを手打ちで打ってwebsiteを作ったことがある程度で,CSSって何?と思ったので受けてみた。
プログラムの動く言語を見てみたかったので,とりあえず当節流行り?のPythonも触ってみたが,こちらは,コンソールもあって,動かしてみたらこうなる(エラーも出る)というのが示されていて,勉強しやすかった。

転職とかに活かせる状況にはないものの,純粋に面白く感じるところもあるし,プログラミングについて多少なりとも理解できていることは,邪魔にはならないから,時間のあるときに触ってみることを推奨する次第。


prog8_trial

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June 09, 2018

民法案内〈1〉私法の道しるべ /我妻 榮 (著), 遠藤 浩 川井 健(補訂)



各所で推奨されていたので,一通り目を通してみた。巨匠の手による(そしてその弟子が補訂),民法を学ぶための私法入門,というところ。民法を学ぶ上で必要となる私法領域の鳥瞰を広く行うとともに,民法の学び方についても平易に説くもの,という印象。読み返すたびに発見のありそうな,古典と呼ぶにふさわしいものなので,手元に置くべき一冊だろう。

専門分化(蛸壺化かもしれないけど)の進んだ現在では,ここまで周辺領域との接点について,明快に説ける学者が今誰かいるのか,という感もあり,これから同様の解説のある本が出てくるとはにわかには想像しづらいように思う。なので,直接のお弟子さんたちもすべて鬼籍に入られた(と思われる)ので,今後は孫弟子の方々あたりが,引き続き補訂していただき,読みつがれるべきなのではないかと思う。債権法改正部分のアップデートも必要だろうし,それ以外の部分,特に家族法周りの部分は,社会情勢の変化も踏まえ,相応の記載の見直しが必要なのではないかと感じた。

個人的には,現時点では,次の諸点が特に良いと感じた。いずれについても,あまり真面目に考える必要というか機会がなかったので,きちんと意識していなかったから,解説を読んで,なるほどと思ったところ。
  • 法律の不遡及の原則の適用のあり方,特に継続的法律関係がある場合の処理の仕方についての解説。
  • 日本に新領土が生じた場合に,現行の私法が適用になるか(過去に,台湾,樺太,朝鮮との関係でに実際に問題となったというのは知らなかった…)。
  • 取締法規違反の契約の有効・無効の判断基準についての考え方
  • 調停制度の公正さの保ち方についての考え方











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dtk1970 at 23:13|PermalinkComments(0)書籍 | 私法系

June 02, 2018

いまさらのGDPR

某所で某氏からGDPRの日本語の資料がないかと訊かれたので,ネットで探してみた結果を,自分の備忘録代わりに貼り付けておく。何を今さらと怒られそうだが,ここしばらくはこの手の話題から縁遠いところにいるので,まあ,ぼちぼちと眺めてみるかという感じ。そんな感じなので,書籍とかを購入してまで,という気にはならない。なので,無料で見られるものに限ってみることにする。
さらに,流行り物,という感じもあることもあり,ポジショントークめいたものも多そうなので(この辺は先般戦士さんが書かれていた辺りにもつながるのだろうが),そういうのから縁遠そうな,公的機関性格のある/ありそうな機関のサイトで公開されているものに限って挙げておく。

以上,この分野の素人のメモなので,こちらの上記の見立ての信頼性は不明なるも,ご参考まで。僕自身もメモはしたものの,経産省の資料以外は読んでないので,いずれかを目を通すつもりだが…。




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May 26, 2018

最近の仕入れから(2018年5月末)

今更ながら酒巻刑訴と家族法のアルマを。 刑訴は,受験の時には他の本を使っていた(通読用は小林充本だったが)ものの,イマイチだったが,買い換える気にならなかった。修習では,さすがに力弱かったので,今更ながら酒巻本にしてみた。辞書的に使用の予定。某件では早速活用した。 家族法は,正直そもそも手薄なのと,最近色々判例変更とかもあったので,お手頃な分量のアルマを。 DeHi_xxV0AEQoyr

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dtk1970 at 21:39|PermalinkComments(0)書籍 

May 21, 2018

それにはそれなりのわけが

リアクション芸人風のメモで,かつ,既につぶやいたことの一部再掲になって恐縮ですがメモ。

鯖氏によるエントリについて思ったことを。

企業間NDAについての裁判例・判例がないという点について。NDA違反とかは訴訟に馴染まないから,仮にNDA違反とかがあっても,裁判例自体が生じないのではないか。守秘義務との関係で問題があったとしても,訴訟以外の手段で解決されるから,訴訟にならないのではないか,と感じる。

そもそも,NDAによっては,NDA締結の事実及びNDAの存在を外部に開示しないよう当事者に義務付けるようなものすらある。そういうのを見たことがあると,そういう条項があるような契約類型においては,違反について,訴訟という第三者たる国家機関による判断を求める手続きに訴えるのには,馴染まないのではないかと感じずにはいられない。訴訟になった場合,不正競争防止法上での保護が得られないときには,訴訟資料が公開されてしまうことも想定されるところなので,訴訟という手続きに訴えるのは,NDA締結の趣旨を没却することにもなりかねない,という判断になりそうな気もする。

そこまで考えると,仮に何かが起きても,訴訟以外の手段,例えば,営業経由での相対交渉とかでトラブルを解決するということも考えられる。秘密情報を巡るやり取りとかが外部にもれないという意味においては当事者双方にメリットの有る話なので,そういうやり方をする事例もあるのではないかと感じるところ。
(この種の話が仮にあったとしても,上記のような考慮の結果であれば,当然,表には出てこないだろう)

また,NDAについての紛争が見られないことをもって,NDAは締結するご利益に乏しいという物言いにも接したことがあるのだが,単にNDAが有効に機能していると何もトラブルは生じないので,この種の物言いには,強い違和感を感じるところでもある。

そんなこんなを考えると,冒頭にリンクを張ったエントリについては,議論の飛躍があるのではないかと疑問も感じるところ。もちろん,NDAの文言と情報管理の実体との間で齟齬があると却って危ないから(NDAの締結の事実に安心して実体を見なくなると,却って有害かもしれないし),NDA締結の事実に過度に依存すべきではなく,その限りでは結論には同意するのだが。



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dtk1970 at 23:28|PermalinkComments(0)契約法務 

May 13, 2018

そのわけは?

一部呟いたことではあるが,メモをば。

概略,契約書の文言とビジネス実態との間に齟齬があるときに,実態に合わすべきという趣旨の話について,一流企業とかでも齟齬が見られる点を問題視する呟きを拝見した。

確かに,一般論としては,契約書の文言とビジネスの実態との間に齟齬があるのは好ましいことではない。そこで,通常は文言の方を実態に合うようにすべき,なのだろう。企業法務の担当者の立場からすれば,そういう風に考えるのが通常であろう。

しかしながら,齟齬が問題になるのは,契約書の文言に戻って解決すべき問題が生じたときである。裏を返せば,仮に何か問題が生じたとしても,契約書の文言に戻る以前に,当事者間の力関係で片が付くのであれば,そもそも契約書の文言の適否は問題とならない。一方当事者がそのような認識でいるのであれば(実態としてどうかという問題ではないことに注意),当該当事者にとっては,ことさらに実態と合わせなくても問題はないという見方も可能である。それどころか,その見方からすれば,当該当事者にとっては,実態に合わせるべく議論するのも,ややもすれば手間暇の無駄となりかねない。当該当事者が大企業であって,稟議だの決裁だのの手間がかかるとなればなおのこと。そこまでの手間をかけることで,双方当事者にかかるコストが膨大になることも想定される。そして,当該当事者にとっては,そのような手間をかけても,手間によって新しく得られる便益はないに等しいとなれば,効率化への要請が厳しい昨今では,そのような手間をかけることは内部的に許容されないということにもなりかねない。

つまり,そういう場合は,契約書の締結は,書面の存在が重要という意味でしかなく,内部統制等から生じるある種のアリバイ作りでしかないことになる。個人的にはそういう状態が好ましいとは思わないが,そういう事態と思われる状況に遭遇したことがないではない。

そういう認識が前提にある相手に対し,文言の修正を求めるとなると,そういう前提がない相手と対峙するのとは異なるアプローチが求められることになる。もっとも,そもそも,そういうことを言う相手とは取引しない,と言われる可能性もあるので,如何なるアプローチが有効なのか,個人的にはよくわからない。

また,これに類似していると感じる点として,仮に文言上権利として規定してあっても,特に当事者間の継続的取引関係が想定されている場合に,力関係の弱い側の権利行使が,他方当事者からの爾後の発注を受けられなくなる危険を生じさせ,それゆえに当該権利行使が事実上できないこともある,という場合も想定されるし,実際見聞きしたことがある。

一番最初の問題提起については,以上のようなことも踏まえて議論を考える必要があるとも感じるところ。文言を弄るだけの問題で済まないのが重要と感じる次第。


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dtk1970 at 09:11|PermalinkComments(0)契約法務 

May 10, 2018

はやさの意味

修習絡みのネタは迂闊に書きづらいし,時事ネタには反応しないのを旨としているので,購入した書籍類の紹介・そのうちの読んだものの感想のエントリが多くなりがちだが,某件については,色々感じるところがあったので,若干のメモを。

(以下については,業界によって事情が異なるところがあるかもしれないので,こちらの経験した範囲に基づく感想であることをあらかじめ断っておく)





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dtk1970 at 00:00|PermalinkComments(0)契約法務 

May 02, 2018

法学の誕生:近代日本にとって「法」とは何であったか / 内田 貴 (著)

著者が,某改正法案成立後,改正について沈黙を保っていた(一説には,某方面から箝口令が引かれていたという説もあったような)際に,基礎法分野で活動されているというような噂を聞いたけど,その成果なのか,こういう本が出た。きっと,某改正についての何らかの言い訳めいたものが書いてあるに違いないと邪推をしたので購入したのを,漸く一通り目を通したので,感想などをメモ。


書籍自体の内容としては,僕の理解できた限り,穂積兄弟(陳重,八束)に焦点をあてて,時代状況を踏まえて,如何にして日本において,法学が生まれたか,単なる学説継受の問題と言うよりは,学説継受を可能ならしめた背景について説明を試みたもの,という事になろうか。近代史の一定の知識がないとわかりにくそうなところはあるものの,文章自体は読みやすい。個人的には,興味のある時代の話なので,読んでいて面白かったのは事実。

で,先の邪推の件については,この種の事柄は,「あとがき」に記載があるだろうと,最初にあとがきから目を通したのだけど,学問的視点からの改正が受け入れられなかったと,いうようなことが書いてあった。それ以外の箇所においても,その種のルサンチマンが横溢していると読める箇所が散見された。まあ,穂積兄弟が時代の要請からそれぞれの法学を打ち立てた(兄弟間でも,それぞれの置かれた時代背景が異なっていて,その差異がもたらす学問へのアプローチの差異についての言及は興味深かった)のとは異なり,今回の改正の発端は,学者側の学問的視点による部分が大きかったようにも見えたのも事実。

とはいえ,学問的視点からの改正提案とはいっても,今回著者のやり方以外のアプローチの仕方もあったはずで,学問的視点からのアプローチ一般が否定されたというような読み方の出来る記載は,やや言いすぎなのではなかろうかとも感じた。要するに,受け入れられなかった内容の中に,やり方が異なれば通ったかもしれないのものもあったのではないか,とも感じるところであって,その辺りの峻別が出来ていない段階で,どうなんだろうという気がする。その辺りの批判的検証がないと,また別の文脈で同じような結果に終わると思うのだけど。まあ,そういうことを当の当事者たる著者に望むのは酷なことなのかもしれないから,下の世代の先生方に担っていただくべき課題なのかもしれない。

dtk1970 at 19:31|PermalinkComments(0)書籍 

TOEIC受けた(2018年4月)

まあ,そういうことで(謎)。

しばらく受けてなかったので受けてみた。
司法試験に合格する前くらいから,要するに某米系企業退職の前後から,英語に接する頻度が落ちていたので,どうなるかと思ったが,直前に,前回受けたのときと同じ本をざっと一周まわした程度で受験。
結果としては,一応最低限は確保,というところか。前回(2014年)のときより20点下がっているが,花粉症でリスニングで集中力が保てなかったということはあるし,そもそもこのくらいの差異は誤差という説もあるし…(言い訳)。

まあ,この手の試験が,僕にとっては,現時点では,モチベーションにならないことは痛感したので(加齢による気力の低下という説もある),別の手段で英語に関するモチベーションを確保しないといけないと感じた次第。



TOEIC



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dtk1970 at 00:01|PermalinkComments(0)英語学習関連 

April 29, 2018

某報告書について


某報告書を読んだ。昼休みにスマホで読んだが,スマホでそういうものを読むのに慣れていないので,読むだけで疲れた。

当初懸念していたほどにはアレではなかったが,?がいくつかあったのでメモ(下書きを書いてからupするまでに多少時間が経ってしまったが…)。


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dtk1970 at 14:12|PermalinkComments(2)法務その他 

April 26, 2018

最近の仕入れ(2018年4月下旬)

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第2クールが終わる頃に読む本なのかという意見もありそうな2冊。執行保全は,中野入門がどうも頭に入ってこないので,こちらを探したのだけど,改訂にかかっているらしく見つからず,やむなくAmazon経由で調達と相成った。もう片方は某件のために買ったが…(以下略)。

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dtk1970 at 00:35|PermalinkComments(0)書籍 

April 22, 2018

おそろしいビッグデータ 超類型化AI社会のリスク (朝日新書) /山本 龍彦 (著)

AI化社会のリスクを憲法との緊張関係において説明している,という感じの本。憲法の一定の知識が無意識的に前提とされている感じなので,その点は注意が必要かも。Facebookのデータ流出の騒ぎとかを見つつ読むと,指摘されているリスクの現実性がより認識しやすいのではなかろうか。

憲法,特に13条がAIによる類型化の弊害に対する最後の砦となるというのは,理論的には理解はできるものの,腑に落ちない点もある。

憲法が最後と砦となるとすると,寧ろ,憲法の議論に辿り着かないことのほうが重要なのではないか。憲法が倒されてしまったらどうするのか,何も身を護るものがない状態になるのは,いくらなんでも好ましくないのではないか。

他方で,憲法判断回避原則みたいなものがあることを考えると,結局,砦として存在しても実効的権利救済に憲法がどこまで寄与できるのか,疑問にも感じるところ。AIによる権利侵害の事実が一旦ネット上に拡散されると,その除去が困難と予想されるから,憲法論での議論にたどり着くまでのハードルをくぐるまでの間に実害が生じてしまい,結局,実効的な救済ができないのではないか。

上記の2点は,結局個人情報保護法など憲法典以外の個別法に基づく救済の道を確保する以外にないのだろう。その意味では,欧米の議論を参照する価値はあるのだろう(もちろん,彼我の差,特に,権利保護についての意識の差異などを踏まえずに猿真似をしてもかえって有害だろうけど)。

最後に記載のある,個人側の「個人主義」の強化,という辺りは,まあ,そうなるよね,とは思うけど,正直一旦ネット上に出した情報については,コントロール仕切れないと言わざるを得ないだろう。どういう風に扱われるか,仮に情報が開示されても,いちいち追いきれないし,開示された情報通りに扱われているのか,裏でなにか異なることをしていないかを確定的に確認するのは,個人レベルではおそらく不可能だろう。寧ろ情報をネット上に晒さない,ということが,個人レベルで最も簡便かつ確実な自衛策であり続けるのだろう。金銭の支出時に現金主義で行くことなど,不用意にネットに繋がる家電を家に入れないこともそのうちの一つになり得るだろう。

関連して感じたのは,最後の点は,個人情報以外についても同様のことが当てはまるのではないかということ。ネット上の情報としてアクセス可能にしてしまったものは,アクセスした相手がどういう風に使うか,100%確実に追いかけることはおそらく不可能だろう。それは利用規約に何かを書くとかいう話で対応できるのか疑問。となると,結局は,その種のサービスは使わないという選択肢以外は,ユーザー側としては取り得ないという結論になるのではないかろうか。


dtk1970 at 22:00|PermalinkComments(0)書籍 

April 11, 2018

刑事法廷弁護技術 / 高野 隆 (著, 編集), 河津 博史 (著, 編集)

某刑弁教官(声が高い)が,白表紙は古いからこちらを読めと言ったとか言わなかったとかいう話が某所から聞こえてきたので,買って読んでみた。現時点においても,読んでおいて損のない一冊であるとは感じるところ。

刑事弁護のベテランの先生方が書いているだけあって,個々の説明は,具体的で分かりやすい。設定された一つの事案に基づき,手続の流れに沿う形で,この場面ではこういうことを言う,という内容例があるので,個々の場面で何故これを言うべきなのか,こういう行動を取るべきなのか,ということは理解しやすかった(理解出来た気がするだけで,自分が実際にそういう行動ができるかはまた別の話だろうだけど)。

といいつつ,疑問または違和感を覚えた点もある。
  • 全体のノリが使命感に燃えたアジビラ風というか,このノリにはついていけない感じがした(なので,一旦読むのを中断した)。
  • 証拠周りのところで外国法,特に,母法とされるアメリカ法などへの言及があるのだけど,外国法での議論に基づく議論を日本の法廷でした場合の有効性がよく分からなかった。
  • 使命感に燃え,一生懸命弁護をするのを否定する気はないものの,弁護士としては,自分だけでできることに限りがあることも考えると,弁護過誤または懲戒請求を受ける危険への対応も居るのではないかという気もする。そういった観点からの対処,残念ながらこちらの弁論が奏功しなかった可能性が高いと判断した場合にどうするか,みたいなことは書かれていない。一生懸命やれば,後から懲戒請求はされないというような理解の仕方で良いのだろうか。最初から後ろ向きならやるなと言われそうだけど…。


dtk1970 at 00:39|PermalinkComments(0)書籍 | 修習

April 10, 2018

最近の仕入れ(2018年4月上旬)

てなわけで,半ば恒例化しつつあるエントリをば。

潮見不法行為は,またもや前半の改訂版を買ったのと,若干修習との関係で見たいところがあったので,買ってみた。通読はしないけど。 債権法改正がらみは一問一答を買わないとと思いつつ,読まないよなあと思って手が出ない。調べないといけない案件に出くわしていないので…(汗)。

某たかし君の本は,例の件の言い訳めいたことがきっと書いてあると思って買ったのだが,あとがきにそれらしき記載があって(以下略)

しらさぎ会のログは,面白い試みなので,支援の意味と,内容への興味とで手を出してみたが,すでに後悔している…(汗)。

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dtk1970 at 23:33|PermalinkComments(0)書籍 

April 07, 2018

花粉症の追加対策

こちらのエントリの追加。

今年は特に花粉症がひどい。
日常対策としては,先のエントリ記載のものに加えて,目を洗うものも追加した。

また,ここ数日はさらにひどくて,のどが痛いと思って耳鼻科に行ったら,鼻づまりで口呼吸になっているせいと診断された。アレジオンでは効かないのではないかということ。
なので,鼻通りをよくする薬の他に次のものを処方された。
  • セフジトレンピボキシル錠100mg(殺菌・感染症治療)
  • ベボタスチンベシル酸塩錠10mg(一時的にアレジオンと置き換えで,とのこと)
  • カロナール錠300(痛いときのみ)
  • うがい薬(アズノール)



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dtk1970 at 13:23|PermalinkComments(0)健康・病気 

April 06, 2018

難しい依頼者と出会った法律家へ -パーソナリティ障害の理解と支援/2018/3/7 岡田 裕子 (編集)

TL上,弁護士の先生方の評判は見たものの,修習生の身分で読んでもなあ,と思っていたところ,パブリック系の事務所で弁護修習をしている同じクラスの方からも勧められたので購入して読んでみた。

弁護士に限らず,士業でも,依頼者は様々だし,その中には,ちょっと対応に困る方というのもいることは想像に難くないところ。こちらの今までの体験の範囲内でも,訴訟の相手方の個人が,代理人を振り回しているのが見て取れることもあったし。 そういう状況でどのように振る舞うべきか,特に,依頼者にパーソナリティ障害がある場合に,どうすべきか,を第二部でケーススタディで解説している。やや,後知恵じみたコメントが気になったが,指摘自体は納得できるものであった。頭から順に読んだけど,冒頭の総論は,前提知識がないと分かりづらいのでまずはそこから読むのが分かりやすいかも知れない。最後にまとめ的な記載が精神科医の方がされているのも,その手前を一通り読んだ後だと分かりやすい。 この種の問題の存在自体を認知していたとしても,弁護士として,そのような問題のある依頼者にどのよう対応すべきか,という話に落とし込む形で,弁護士と臨床心理士双方の経験のある方が書いた本というのは,他にないと思うので,有用だと思う。少なくとも問題の所在と対応の方向性を把握できているだけでも,精神的な余裕が出来ると思うから。弁護士さん,その他の士業だけでなく,企業法務の担当者にとっても同様に有用だろう。依頼者ではないとしても,相手方という形でこの種の問題を抱えた方と対峙することは考えられるから。


有用と思う反面,気になった点が2つほど。
1つ目は,この問題がクローズアップされるようになった背景に弁護士増員があるとしている点。以前から問題はあったのではないかと思うけど,寧ろパーソナリティ障害と名前がついたことにより,取り上げて議論がしやすくなったことが背景にあるのではないかと思う。 2つ目は,すでにTL上もコメントが出ていたが,対処法を身につけてビジネス拡大を,みたいなのは,きっと無理がある。対処法があっても,正直対処する側には手間暇のかかる話なので,そう簡単にはいかないだろうと思う。

dtk1970 at 08:20|PermalinkComments(0)書籍 | 修習

March 31, 2018

最近の仕入れ(2018年3月末)

upし忘れたので,バックデートで失礼。

白石先生の講義は,以前のものよりスリム化しているようだが,まえがきによれば事例集と体系書との振り分けの成果らしい。司法試験以来,独禁法に殆ど触れておらず,リハビリがてら買ってみた次第。事例集とかも読みたいが,どうなることやら。

行政学の本は,昨今の諸々を見て買ってみようと思い立ったもの。行政学自体は学部以来のことなので,約四半世紀ぶりか。

某英語試験も5年弱受けていないし…

最後の一冊はTL上でも話題だし,他の修習生で読まれている方が居たこともあり購入してみた。修習生の目で見ても,依頼者には色々な方がおられるので,こういう知見も重要と感じることはある。

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dtk1970 at 23:30|PermalinkComments(0)書籍 

March 25, 2018

さくらさくら

ここ数年花見も落ち着いてできる心境でなかったわけだけど,漸く,落ち着いてさくらを見られる感じになった。もっとも,花粉症のせいで,実際のところは,鼻水・くしゃみなどのせいで,おちおち見ていられないのだが…(汗)。

というわけで(謎),某所(一応撮影場所は書かないでおく)で取ったさくらを2枚。さくらは撮るのが難しいとつくづく思う。


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dtk1970 at 14:11|PermalinkComments(0)写真 

March 24, 2018

先を見通す捜査弁護術 / 服部 啓一郎 (著),‎ 深澤 諭史 (著),‎ 淺井 健人 (著),‎ 髙木 小太郎 (著),‎ 後藤 晃輔 (著),‎ 菱沼 秀樹(著)

仕入れたものが積読になりがちなところ,珍しく(汗),早め(本人比)に読み終わったので感想などをメモ。まあ,こういう本を読むべきクールに居るうちに読んでおくに越したことはないわけで…(汗)。

研修所の教官になるような大御所クラスではなく,比較的若手の世代で,かつ,経験豊富な実務家の先生方が,捜査段階での弁護の実務的な諸々の事柄について書かれたもの。

こちらのような実務家以前の修習生が読んでも,こちらの経験不足故にイメージのしにくい部分は残るものの,捜査弁護の実際について,如何にもありそうな事柄について,丁寧に解説してくれているので,内容自体興味深いし,刑事弁護の基礎知識の次に読むと,捜査弁護についての理解が深まる感じがした。まあ,ほぼゼロからのスタートで理解が深まっただけ,という話ではあるが…。この本の真価を実感できるのはこれから後のことなのだろう。


僭越ながら,特に良いと,こちらが感じたのは次の諸点。
  • 要所要所で,関係各所に出すべき書類の例がついているところ。こういう時点ではこういう行動をこういう相手に対してするということがイメージしやすかった。
  • 手続に要する時間等について,ある程度の相場観,のようなものを示そうとされているところ。事案を見ないとわからないところが残るのは間違いないし,それ故に確定的なことは言うべきではないのだけど,他方で,先行きが見えないと,何をどうするということについての見通しもしにくいだろうから,こういう形で示していただけるだけでも有用なのだろうと思う。
  • 捜査を受ける以前での,自首をするかどうかについても書かれているのは興味深かった。自首のメリット・デメリットなんて意識すらしたことがなかったので(汗)。




dtk1970 at 11:39|PermalinkComments(0)書籍 | 修習

March 21, 2018

最近の仕入れ(2018年3月中旬)

半定期エントリ(謎)。

こういうものを読むべきクールにいるということで。

赤っぽいカバーの方は,某教官(声が高い)が,古くなっている白表紙よりこっちを読めと言ったという話が聞こえてきたので,買ってみたが,文体が何だか性に合わず,放置気味。白っぽいカバーの方も,読んでいる途中だが,実務的な話が興味深い。先に感想を書いた「基礎知識」を読んだ後なので,話にも何とかついて行ける感じ。

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dtk1970 at 16:06|PermalinkComments(0)書籍 | 修習

March 19, 2018

刑事弁護の基礎知識/岡 慎一 (著),‎ 神山 啓史 (著)

今度は修習生モードで,読んだ本の感想を手短にメモ。修習同期に勧められて読んだのだが,一口でいうと,刑事弁護実務関係の本で最初に読むべき一冊として推奨,というところ。

司法試験合格までに,刑事弁護関係では,刑事弁護ビギナーズ(ver.2)などを使っていて,ビギナーズも,書式とかまで載っていて,手元に置いて,必要に応じて紐解くべき良い本だとは思う。でも,実務1年目とかの方向けに,一通り何でも書いてある・載っているという本であり,読みこなすためには一定の知識があったほうが良さそうで,その知識を備える上には,この本を先に読んだほうが良いという気がした。色々細かい話(それはそれで実務で関係があるときには重要なはずだが)に入る前の基礎的なところに重点をおいて書かれている感じで,細かい話は,基礎を踏まえた上で読むべきだろうから,メリハリという意味で,この本の方を先に読むべきと感じた次第。

個人的によかったと思う点をメモしておく。
  • ケースセオリーや尋問の例が複数あったのが有用で,それらをまとめて読んでみることで,ケースセオリーや尋問のイメージがつかめた気がした。
  • 弁護活動の限界についても記載があるのがよかった。時に難しい判断を迫られることがあると思われるので,その際に考える材料として有用と感じた(ホントにそうなのかは今後検証されることになろうが)。


dtk1970 at 00:31|PermalinkComments(0)書籍 | 修習

March 17, 2018

現役法務と顧問弁護士が書いた 契約実務ハンドブック / 長瀨 佑志 (著),‎ 長瀨 威志 (著)

ご縁があって出版社の某氏からいただいたもののうちの一冊の感想をば。修習生モードに頭がなっているので,たまには企業法務モードに切り替えて,読んでみて気づいたことを書いてみる(といいつつ,書いてからupするまでに時間が空いてしまった…)。

債権法改正も視野に入れつつ,今時の契約法務周りの実務を幅広に鳥瞰する本という感じの本。契約準備,契約交渉,ドラフティング,トラブル発生,解決方法(解決方法で執行・保全まで触れているのは有用という気がした),という時間軸,及び,売買契約,金銭消費貸借契約,不動産売買・賃貸借契約,ソフトウエア開発委託契約(業務委託契約),労働契約という類型別,にそって,契約書の雛形及び周辺的な事柄について実務的な点を整理,解説している。目次部分にマトリクスでこれらの項目が整理されているので,一覧性があって,検索もし易い。

また,それぞれのセクションごとに法務担当者と外部弁護士との役割の差異についての記載があったり,企業側が弁護士事務所とどのように関わっていくかという点についての記載もあり,後者については相談メモや意見書の例もあるところは,特徴的といえるかもしれない。

そんなこんなを考えると,契約法務(機関法務あたりと対地する感じか)の担当者の最初の一冊としては適当なのではないかと感じるところ。特にリスクについて,取ってはいけないリスクと,取った上でコントロールするリスクとを明確に区別して論じているのは,むやみにリスク回避的になるのを戒める意味でもよいと思われる。

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dtk1970 at 00:10|PermalinkComments(0)書籍 | 契約法務

March 11, 2018

7年

7年たったから何だという気がする。
とりあえず,こちらにできることは,何もない気がするけど,寄付だけはほそぼそと続けているし,それだけはこれからも,と思っている。

声高に何かを言いたいような気もするが,この日だけそういうのを言うのも違うという気もする。なので,静かに手を合わせるのみ。



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dtk1970 at 23:37|PermalinkComments(0)雑記・雑感 

March 04, 2018

最近の仕入れ(2018年3月上旬)

回を追うごとに仕入れ量が減っているのは,積ん読が解消しないからです(汗)。

「日本語の作文技術」は,高校生の頃に読んだ記憶があるのだが,実際に文章を書くのに参照したことはないので,手元に置いて使ってみようかと思い立った次第。

山本龍彦教授の本は,本屋で衝動買い。ビッグデータ対プライバシー,ということなんだろう。

刑事弁護の本は,修習生には良いという評判なので買ってみたもの。

移動中に音楽を聴くためのイヤホンについて,iPadにDLした音源を聴くのにイヤホンをつなぐのも面倒になってきたので,ワイヤレスにしようと思って,ワイヤレスのイヤホンを買おうかと思ったが,おもったよりも高かったことなどから,手持ちのイヤホンと繋いで同等の機能を現出するものを購入した。さてどうなるやら。


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dtk1970 at 22:17|PermalinkComments(0)書籍 

March 01, 2018

体調についてのメモ(2018/3/1)

久方ぶりにメモ。

  • 花粉症の季節。例によって処方薬のアレジオン(飲み薬)・リボスチン(点眼)・アラミスト(点鼻薬)と、それから、花粉の侵入をふせぐアレルシャット2種類(鼻に塗るものと顔全体にスプレーするもの)という組み合わせで何とかしているところ。
  • 修習(第1クールが終わった)でPCとか資料を毎日持ち歩いているせいで,腰が痛い(汗)。
  • 運動は,ジムのプールで泳ぐと鼻炎がひどくなるのと腰がいたいのとで,プールで水中を歩くだけという感じ。何もしないよりマシという程度かもしれない。


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dtk1970 at 00:29|PermalinkComments(0)健康・病気 

February 18, 2018

新・国際売買契約ハンドブック / 住友商事株式会社法務部 (編集),‎ 三井物産株式会社法務部 (編集),‎ 三菱商事株式会社法務部(編集)

約四半世紀の時を超え,名著と評判の高かった書籍の新版が出た。一通り目を通してみたので感想などをメモしてみる。財閥系総合商社3社の法務部の方々が集って作ったものの新版であり,創業商社というだけでひれ伏したりしないものの,新刊予告を発見した時点で,前著は読んだことがなかったものの,期待はしていたので,書店で見つけてその時点で捕獲,もとい,確保した。結論からいえば,国境を越えて物の売買をする契約を取り扱うのであれば,座右において,適宜紐解くに値する本ではあるかと思う。

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dtk1970 at 10:42|PermalinkComments(0)契約法務 | 書籍

February 17, 2018

ライブ講義弁護士実務の最前線Vol.1 /東京弁護士会法友全期会 (著)

至誠堂書店のMLか呟きかで見て,衝動買いして,読んだので感想をメモ。

若手の弁護士さん向けに,最先端の実務について,短期間で学習してもらえるように,というコンセプトでまとめるもののようなので,いずれについても,一定の知識は前提としつつも,読みやすくまとめられていると感じた。 通勤途中に読むのもこれであれば苦にならないだろう。


第1講は,亀石先生のGPS訴訟の件。理論的なことというよりも,弁護士側の活動状況についての話なのだが,活動経緯等がコンパクトにまとめられている。また,弁護団の編成の仕方についてのコメントのうち,チームの作り方とか,刑事弁護専門の先生でない先生に入ってもらった理由,入ってもらった場合の配慮の仕方,それから,リーダーとして何をすべきかという当たりのコメントが興味深かった。

第2講は,竹花先生のメンタルヘルス×労働審判への対応,ということで,メンタルヘルス事案への対処の仕方と,問題が労働審判の場に持ち込まれた場合の実務的な対応策についての解説。平時の対応と有事の労働審判での対応について,それぞれの段階ごとに,実務的な点に至るまで解説がされていて,実務的な対処の部分については,なるほどと思うことが多く,得るものが多いと感じた。特に,前者については就業規則上の必要な手当の仕方の例があるところ,後者については,和解条項での交渉の余地についての考え方,が有用と感じた。

第3講は,深山先生による会社法H26改正と最近のガバナンス回りの議論状況のまとめ。これまたコンパクトに纏まっていて,読みやすい。株式保有要件との関係で多重代表訴訟は,中小企業でしか起こらないのではないかというご指摘は,そうなのかな?と思ったけど,このあたりは,まだよくわからないのかもしれない。

第4講は,伊藤雅浩先生のシステム開発紛争の取扱いについて。これまた,簡潔に要点がまとめられていて,よいと感じた。関連判例のまとめがポイントを端的に抜き出されているのは,さすが,というところなのだろう。個人的にはイントロで語られる自己紹介のところが興味深かった。

dtk1970 at 11:01|PermalinkComments(0)書籍 

February 14, 2018

最近の仕入れ(2018年2月半ば)

IMG_0010 こういうのシリーズ化してもいいかもしれない,と思って,こりずに写真を貼ってみる。 書籍については,黒い本以外はそれぞれ特定の用事があって(あると思われたので)買ってみた。さてどうなるか。黒い本は,昨夜ツイッターで出ていたので,買ってみた。冒頭の亀石先生のお話だけでも買った価値はあったかな,と感じているところ。 CDは,前回買おうと思っていた,Sing like talkingの新譜。さてさてどうなっているやら。

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dtk1970 at 23:44|PermalinkComments(0)書籍 | 読む聴く見る